名古屋場所ケガ人続出…横審が“公傷制度”検討も相撲界からは「待った!!」の声
2024.08.12
スポーツ

話題は2つ。復活した照ノ富士に「ケガを抱える中で12勝は立派な成績。ドラマと感動を呼び起こす横綱だ」と賛辞が飛び交った。
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一方で、ケガ人が相次いだことに対する対策も話し合われ、山内昌之委員長(東大名誉教授)は「委員会を設けて公傷制度の復活を議論すべき。そういう時期に来たと思う」と持論を展開した。
事実、名古屋場所では5日目に朝乃山が左ひざの前十字じん帯断裂などの重傷を負って休場に追い込まれた。
また、慢性的な首痛を抱える大関貴景勝が大関から転落したり、大関から転落したばかりの関脇霧島の大関復帰がかなわなくなったりと、ケガがクローズアップされた。
彼らにはまことに同情を禁じえないが、だからと言って、土俵上のケガは番付が下がらないなどの救済措置を伴う公傷制度復活に結び付けていいものか。
元力士が怒り「また同じ愚を繰り返すのか」
「ちょっと待て」と声を大にして異議を唱えるのは、関取経験のある元力士だ。
「大相撲界にはケガと弁当は本人持ち、という言葉が昔からあるのをご存知ですかってんだ。かつてケガして休場したら、その場所はそれまでの成績によって番付が上下するが、翌場所は全休しても下がらないという制度が存在あった。昭和47年から平成15年にかけてだ。ところが、ちょっと不具合があると、この制度の適用を申請する力士が相次ぎ、ひどいときは幕内の4分の1の力士が休場する場所もある。これじゃ、場所が成り立たないと、ついに協会は撤廃に踏み切ったんだ。また同じ愚を繰り返すのか」
確かに公傷制度があれば、それに頼って急場をしのごうとするのが人情だし、誰が公傷を認定するのかという問題もある。
部屋持ちや、部屋付きの親方衆では中立を保てないからだ。
ケガに強い体作りや、ケガをしない取り口を追求するのもプロの務めじゃないか、と主張する関係者もいる。
いずれにしても軽々な導入は命取り。ここは慎重な取り組みが必要だ。
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