“米国版蓮舫”ハリス副大統領が米大統領選で苦戦しそうな「がっかりな理由」

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バイデン大統領の撤退を受け、カマラ・ハリス氏(59)が米大統領選に民主党の後任候補として出馬が決まった。

投票まで3カ月あまりというギリギリ土壇場のタイミングでの出馬となり、これで共和党のトランプ前大統領(78)に勝てるのかと不安視する声が上がっている。

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ジャマイカ系の父とインド系の母を持つハリス氏は、検事を経て2011年に黒人女性初のカリフォルニア州司法長官に就任し、17年に連邦上院議員に転身した。

「20年には大統領選候補をバイデン氏と争ったが、支持が集まらずに撤退。バイデン支持に回り、当選後は女性、黒人、アジア系初の副大統領に指名されています」(社会部記者)

女性ファッション誌の表紙も飾る

そんなハリス氏は、トランプ氏より19歳も若く、アジア系黒人女性という意味でもリベラル層の人気を集めると期待されているが、こんな意外な評価も。

「副大統領就任当初が人気のピークで、その後は実務能力に疑問符がついた。最もミソをつけたのが移民政策で、『国外から来ないでほしい』と発言したことがリベラル層の失望を買いました。ほかにも側近やスタッフが大量に辞職していることから、パワハラ体質ではないかとも指摘されているのです」(同)

さらに、この記者は「あの人に似ている」とも指摘する。

「検事出身とあって、舌鋒鋭く論戦相手を追及するのが得意中の得意。日本でいえば前参院議員の蓮舫氏に似た存在といえるでしょうか。副大統領に決まった当初は、米ヴォーグや仏エルなど女性ファッション誌の表紙も飾りました。これも国会でグラビア撮影をした蓮舫氏と似ています」

蓮舫氏は東京都知事選に落選したが、ハリス氏はトランプ氏を押し返せるか。