TOBEに“経営危機説”浮上! 滝沢秀明氏の旧ジャニーズ打倒戦略に意外な盲点

滝沢秀明 (C)週刊実話Web
旧ジャニーズ事務所(現・SMILE-UP.)創業者・ジャニー喜多川氏による性加害問題は、補償が進まず、スマイル社への社会的評価は下がったままだ。

一方、ジャニー氏に溺愛された滝沢秀明氏(42)が設立したTOBEは急成長中だが、意外なことで経営難に直面しているという。

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「TOBEには、元King&Princeの平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太の3人と、元V6の三宅健、元Kis-My-Ft2の北山宏光、滝沢氏が育てた新人グループが所属している。わずか設立1年程度で、旧ジャニーズ事務所を脅かす存在になっています」(音楽プロデューサー)

今年3月14〜17日には、所属タレントによる初の東京ドーム公演を開催。4日間で22万人を動員し、大成功を収めた。

「3月には、11〜13歳のメンバー5名の新グループが誕生。6月にも平均年齢14歳の新グループをお披露目した。さらに、元キンプリの3人で結成したNumber_iのデビュー曲『GOAT』、新曲『BON』もMV再生回数3500万回を突破する大ヒット。彼らはアメリカ進出も狙っています」(同)

嬉しい悲鳴とは、まさにこのこと。平野は来秋TBS系で放送予定の金曜ドラマ『クロサギ』続編の主演にも内定したという。

しかし深刻なTOBEの人手不足

これほど順調なのに、なぜ経営難なのか。

「圧倒的な人手不足に悩まされているんです。事務所は猫の手も借りたいほど忙しくなったのに、タレントの活躍に裏方のスタッフが足りていない。一番の稼ぎ頭であるNumber_iのマネジャーでさえ、他のグループと掛け持ちしているようです」(イベント関係者)

このためTOBEは、求人サイトでマネージャーやイベントの企画立案に関わるスタッフ等を募集。5月31日には、滝沢氏自らがSNSで社員募集を呼びかけた。

「現在、どの業界も深刻な人手不足に悩まされている。いくら業績が順調でも、事業継続がままならず、倒産に追い込まれるケースもあるほど」(経済担当記者)

旧ジャニーズからタレントを次々に引き抜き、新たなアイドル帝国を築き上げようとしている滝沢氏だが、この難局をどう打開するのか。経営手腕が試される。