石丸台風「兵庫上陸」か “おねだり知事”の後任候補に出馬秒読み

石丸伸二 (C)週刊実話Web
斎藤元彦兵庫県知事(46)の「パワハラ・おねだり騒動」が収まりそうにない。

疑惑を告発した県幹部職員が7月、さらに、それ以前にも告発に関連する別の職員が死去していたと判明した。2人とも自殺とみられている。

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「7月に亡くなった元西播磨県民局長が告発した斎藤知事の疑惑の中で、昨年11月に県が開催したプロ野球の阪神・オリックス優勝パレードの経費をめぐる不正が挙げられていた。その件の担当だった53歳の男性課長も今年4月に亡くなっていたのです」(在阪記者)

県は、プライバシー保護を理由に約3カ月にわたって情報を伏せていた。

「2人の職員の死が発覚したのに、斎藤知事は『県政を前に進める』と、辞職する気はサラサラない」(兵庫県議)

前明石市長・泉房穂氏の名前も

知事選で斎藤知事を推薦したのは維新と自民だが、自民はすでに斎藤知事に対し、事実上の辞職を求めている。

「斎藤知事は、維新が党の存続を懸けて進める大阪・関西万博を強力にバックアップしているが、斎藤知事の進退について歯切れの悪い吉村洋文大阪府知事への風当たりも強くなっている」(同)

最終的には吉村府知事が辞職の説得に乗り出すとの観測も強まっているが、後任を誰にするかという問題もある。

現状、地元では2人の名前が噂されているという。

「東京都知事選で約166万票を獲得し、一躍全国に名を売った石丸伸二・前広島県安芸高田市長です。石丸氏は、非自民・非維新の無所属で名乗りを上げるという情報も、すでに飛び交っている。また、立民系無所属で前明石市長の泉房穂氏の名前も取り沙汰されている」(県政関係者)

この2人の争いになれば、都知事選なみの注目度になりそうだ。