体操女子「スポンサー離れ」の大ピンチ! 宮田笙子の喫煙・飲酒問題で逃したのはメダルだけじゃなかった

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喫煙・飲酒問題でエースの宮田笙子(19)が代表を辞退。パリ五輪の団体総合を4人で戦った体操女子日本代表に、さらなる試練が待ち構えている。

決勝では、宮田から贈られたおそろいのヘアピンをつけ、宮田が床運動で見せるポーズで入場。健闘を見せたが8位に終わった。

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「藤田会長にとって、今回の事態はまさに青天の霹靂。相当なショックでしょう」(スポーツ紙記者)

ここで言う「藤田会長」とは、日本航空の副社長などを務め、2021年から日本体操協会の会長に就任した藤田直志氏のこと。パワハラ指導や巨額の赤字運営など、協会が抱える数々の問題に向き合い、改革を進めてきた人物だ。

巨額の赤字から黒字に転換も…

「藤田会長は旧体制のやり方を否定し、領収書もないずさんな経理体制を一新。大会の会場準備や後片付けを業者に丸投げするのもやめ、ボランティアと一緒になって片付けをしていた熱の入れようでした」(同)

協会の赤字は22年度に約2億6500万円もあったが、藤田会長の努力が実り、23年度は5200万円に減少。24年度には3700万円の黒字転換が見込まれていたほどだった。

「藤田会長は、黒字化しても『気を緩めることなく取り組んでいく』と話していたが、宮田の喫煙・飲酒でスポンサーが離れてしまう可能性も浮上しています。せっかくの改革が台無しになる恐れもありますね」(関係者)

メダルと黒字化の両方を逃す、まさにダブルパンチ。「宮田の一服」の代償は、あまりに大きい。