大谷翔平の背番号を受け継ぐ花巻東の4番に期待! 今後の球界を担う「2世高校球児」たち

甲子園球場 (C)週刊実話Web
夏の甲子園大会予選も各地で大詰めだが、異彩を放っていたのが「父親が元プロ野球選手」の2世たちだった。

「一番の注目は、岩手・花巻東高の古城大翔でしょう。入学間もない春季大会で4番を任された大型三塁手です」(岩手のメディア記者)

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父は日本ハム、巨人で活躍した古城茂幸氏。現在は巨人三軍打撃コーチで、花巻東の佐々木洋監督とは国士舘大野球部の同期という間柄だ。

「大翔の背番号は17。この背番号は菊池雄星、大谷翔平、米スタンフォード大学に進学した佐々木麟太郎が1年生当時につけており、同校では大きな意味を持つ番号です。打撃力は麟太郎に引けを取りません。体は大きいが、フットワークの軽快さはお父さん譲り」(同)

また「今年のドラフトリストに名前が入っている」(在京球団スタッフ)のが、埼玉・浦和学院高の主将・三井雄心内野手だ。

甲子園の夢破れるも今後に期待

7月11日の県大会開会式では優勝旗返還の大役も務めており、攻守でチームを牽引している。

「父親の浩二氏は元西武の左腕投手。雄心は右投げ右打ちで、低めのボールをさばくのがうまい。浩二氏のアドバイスがあったのでしょう。しかし惜しくも24日に埼玉大会の準々決勝で春日部共栄高校と対戦し、5-6で惜敗しました」(専門誌記者)

広島・新井貴浩監督の次男・颯真(3年)は、兵庫・甲南高で1年生の頃から非凡な打撃センスがウリ。最後の夏で甲子園を目指していたが、ベスト8を逃した。

「ソフトバンク球団会長付特別アドバイザーの城島健司氏を父に持つ慶太(3年)も、大分県の強豪・明豊高で奮闘しています。春はベンチ外でしたが、ピッチャーなんです。お父さんの肩の強さを受け継いだようです」(同)

東京・国学院久我山高の矢野丈太郎(3年)は、巨人の矢野謙次一軍打撃コーチを父に持ち、こちらは強肩強打がソックリだ。

昨夏は“清原2世”で沸いた甲子園。今後の主役は彼らの中にいるかもしれない。