“万博インバウンド特需”で「飛田新地」が国際観光地化 飛び交う韓国語、中国語、英語、フランス語、スペイン語

飛田新地 (C)週刊実話Web
来年4月開催の「大阪・関西万博」が近づくにつれ、大阪にもインバウンド客が目立つようになった。中でも日本最大の“お遊びスポット”である飛田新地には、早朝から深夜まで世界中の人々が押し寄せ、人種のるつぼと化している。

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「今や世界中から外国人客が訪れており、新地内の公衆トイレや休憩所では、韓国語、中国語、英語、フランス語、スペイン語などが飛び交い、インターナショナルなお祭り騒ぎとなっています」(在阪のライター)

飛田新地を訪れる訪日外国人は、単独客から10人以上の団体まで様々で、若者や中年男性のみならず高齢者や女性も少なくないという。

「プリーズ、カム、ヒアー」

しかも、誰もが観光名所を見学するかのように興味津々で新地内を闊歩し、時にはガイドらしき人物を連れた団体客も見られるほど。

「そのためか、街中には日本語と英語、韓国語と中国語が併記された看板があり、英語の案内マップも掲げられている。さらに、新地のたこ焼き店には12種類もの通貨を扱う外貨両替機が設置され、料亭の呼び込みのおばちゃんも『プリーズ、カム、ヒアー』と英語を交えて客引きしていますよ」(同)

また、飛田新地の周辺には1泊2000〜3000円ほどの安宿がたくさんあるが、最近はどこも外国人の宿泊客が激増中。中国、フィリピン、アルゼンチンなど世界中の男女が宿泊しているというのだ。

「インバウンドで新地が困っているのは“冷やかし客”が増えたことくらい。外国人観光客が本当に見たいのは、万博会場に建つパビリオンではなく、飛田新地のようなリアルな日本なんですよ」

この現象が、万博開催後も続けばいいが…。