“ジャニーズ詐欺”にご用心! クレカ不正利用、SNS乗っ取りなど被害多数…対策に乗り出すもイタチごっこ

旧ジャニーズ事務所 (C)週刊実話Web
旧ジャニーズ事務所のマネジメント業務を引き継いだ新会社STARTO ENTERTAINMENT(スタート社)が、チケットの不正入手や金を騙し取る詐欺被害にさらされていることが明らかになった。

「スタート社の公式に見せかけた偽アカウントがSNS上で次々と確認され、被害者が相次ぐ事態も懸念されているのです」(ネットニュース関係者)

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これらの偽アカウントにアクセスすると、ライブイベントについて《生中継・生放送》や《セットリストはこちら》などと表示される。

生配信を見たいファンがクリックすると、個人情報やクレジットカード情報を登録するよう求められ、それらを盗み取られる仕組みになっているという。

「似たような偽アカウントは少なくても150は確認されており、そのすべてがインチキなのです」(同)

人気スポーツの試合も注意

こうしたサイトは数年前から確認され、警察当局も目を光らせているが、近年は雨後のタケノコのように増殖し、被害が後を絶たない状態だというのだ。

「音楽イベントに関わる複数の業界団体は、個人情報やクレジットカードの不正利用、SNSアカウントの乗っ取りなどの被害に遭う可能性があるとして、昨年から偽サイトや偽アカウントに注意を促す取り組みを始めています」(音楽プロデューサー)

ちなみに、この注意を呼びかけたサイトによれば、偽サイトでは実在するアーティスト名や公演名、公式の写真素材を無断使用しており、ライブ配信だけでなく、グッズ販売を装うサイトも確認されているという。

「スタート社の公式を装った偽のアカウントでも、イベントのロゴや所属アイドルらの画像を堂々と無断使用していますよ」(同)

スタート社も詐欺業者の特定に乗り出し、ファンにも注意喚起しているが、イタチごっこ状態だ。

「サッカーやラグビーなどの人気スポーツの試合イベントでも、同様の手口による詐欺被害が続出しています」(同)

夏休みは各種イベントも多いが、ファン心理につけ込んだ詐欺には警戒が必要だ。