マインツVS鹿島の抗争に発展か!?「性的暴行」サッカー日本代表・佐野海舟“巨額移籍金”問題

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サッカー日本代表の経験もある佐野海舟容疑者(23)が性的暴行事件で逮捕された衝撃が、各方面に波及している。

まずは事件の顛末を全国紙社会部記者が解説する。

「7月14日午前4時すぎに110番通報があり、警察官が東京都文京区のホテルに向かいました。女性は不同意での性的被害を訴え、男性3人が逮捕された。その中に佐野の名前があったのです」

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佐野容疑者は、昨年11月のW杯2次予選(ミャンマー戦)で日本代表デビュー。2026年の本大会でも日の丸を背負って戦うはずだった。

身内にも“犠牲者”を出した佐野

「代表以外でも佐野は、J1鹿島からドイツ1部リーグのマインツへの移籍が決まり、7月21日にはチーム練習にも合流する予定でした。今後は新旧所属チーム同士の話し合いがこじれることになりそうです」(専門誌記者)

契約では、マインツ側から400万ユーロ(約6億円)の移籍金が鹿島に支払われることになっていた。

「鹿島側は事件後、『元所属選手に関する事案に大変憂慮している』との声明を発表し、すでに移籍手続きが完了していることをアピールしている。しかし、マインツ側も黙ってはいないでしょう。『移籍はご破算』と鹿島側に抗議したり、佐野本人に違約金を求める可能性も否定できません」(スポーツ紙記者)

双方のチームにとって悲劇というほかないが、佐野容疑者は身内にも“被害者”を出すことになった。

「実は、佐野の弟・航大もサッカー選手で、現在オランダリーグのNECナイメヘンで活躍中です。7月25日に初戦を迎えたパリ五輪に出場するU-23のバックアップ要員にも選ばれていましたが、兄の逮捕報道後、招集が見送られてしまったんです」(専門誌記者)

佐野家にとっては悔やんでも悔やみきれない事態だろう。