東山紀之社長の芸能界復帰が絶望的な展開に 古巣の情報番組打ち切りで“四面楚歌”

東山紀之 (C)週刊実話Web
ジャニーズ事務所の創業者・故ジャニー喜多川氏による性加害事件の補償をめぐり、悪戦苦闘中のSMILE-UP.東山紀之社長(57)が、さらなる窮地に追い込まれている。

昨年までメインキャスターを務めていた日曜朝の情報番組『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)が、今年9月で終了することになったのだ。

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「テレ朝は当初、東山さんが戻ることを想定し、『サンデーLIVE!!』のMCに局アナを立ててしのいでいた。ところが、補償問題が長期化したうえ、視聴率が低迷。9月で打ち切りが決まったのです」(放送担当記者)

東山社長は、補償問題に専念するため芸能界を引退したが、事態が収束したら復帰も視野に入れていたようだ。

「東山さんは、『サンデーLIVE!!』の他にもテレビ朝日系の人気時代劇『必殺仕事人』やドラマ『刑事7人』シリーズでも主演を務めていましたが、両番組の存続も雲行きが怪しくなっています」(同)

国連が再び“警告”

補償問題は、6月末の段階で999人から被害申告を受け、うち事実確認ができた457人に補償金を支払ったという。

その一方で、在籍・被害が確認できなかったとされる156人には補償しないことを通達している。

「被害者の中には補償金額に納得せず、民事裁判に持ち込む者もいるようです。また、補償対象外にされた被害者らは、新たな抗議活動を起こそうとしていますよ」(芸能記者)

遅々として進まない補償問題に、国連人権理事会の作業部会は「依然として深い憂慮を抱いている」とする報告書をまとめたほど。

この国連の動きによって、旧ジャニーズ事務所のタレントを毎年メインパーソナリティーに起用してきた『24時間テレビ』(日本テレビ系)も対応を決めかねているようだ。

「系列局の幹部が寄付金を着服する事件を起こした今年の『24時間テレビ』は、ただでさえ視聴者から厳しい意見が寄せられています。そこに旧ジャニタレを起用したら、火に油を注ぐことにもなりかねません」(芸能ライター)

東山社長は、英公共放送BBCの取材に対し、ジャニー氏の他にも2人のマネージャーよる性加害があったことを認めている。

「うち1人は東山さんの元マネージャーだといわれているのに、まるで他人事。東山さん自身にも、似たような性加害疑惑が取り沙汰されたことも問題視されている。そのため補償問題が解決したとしても、スポンサー筋が彼の芸能界復帰を支持しないとみられているのです」(前出・放送担当記者)

もはや四面楚歌状態の東山社長。『必殺仕事人』では悪党を成敗してきたが、自分が芸能界から抹殺される日が来るとは夢にも思わなかったはずだ。