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謎!『笑点』3年ぶりの司会者交代&29年ぶりの席替えでも「林家三平」が話題独占

三遊亭円楽
三遊亭円楽 (C)週刊実話Web

人気番組『笑点』(日本テレビ系)が、3年ぶりに三遊亭円楽の司会で放送され、話題になっている。

「円楽の司会は、2018年のエイプリルフール以来のこと。正司会者の春風亭昇太も3年ぶりに回答者席に座り、丁々発止のやりとりを見せていました」(芸能記者)

同番組が15日に放送開始55周年を迎えることを祝した特別企画で、9日の放送回では、29年ぶりに大喜利の席替えも行われた。

普段の並びは、左から三遊亭小遊三、三遊亭好楽、林家木久扇、林家三平、三遊亭円楽、林家たい平だが、この日はたい平、木久扇、三平、好楽、小遊三、昇太という並びになっていたのだ。

「司会者の特権、強権発動で私がやりやすいように並び順を変えました。これが権力というものです」と円楽が挨拶すると、末席に追いやられた昇太が反撃。

「『55周年だから俺に司会やらせろ』と円楽さんに言われて困ったプロデューサーさんが、僕に電話をかけてきたんで、こう言いました。『1回くらいやらせてあげたら』。正義は必ず勝つ。春風亭昇太です」

この席替えを、視聴者は大喜び。笑点の公式Facebookでは円楽の司会継続を望む声が集まった。

《プロデューサーさん、是非ともこのまま圓楽さん司会者を継続してください。グダグダ司会者は、回答者へリターンしてください。実際に視聴率下がり続けてますからね。3年前のエイプリルフールの圓楽司会、視聴率上がり、15%越えましたからね》

《ただでさえ円楽師匠の司会期待論が高まる中、本当に好評だったらどうするんでしょうね…?(^^;前はエイプリルフールで済みましたけど、ずっと言っていれば実現するのか否か(笑)》

【すべて原文ママ】

落語よりテレビタレントを優先したツケ

一方、匿名掲示板では、司会交代より別の話題で盛り上がっていたのである。

《三平の交代を希望します。なぜ、三平が選ばれたの?》

《これを機に落語好きな二世タレントである三平は排除で!! 海老名一門はたい平で充分です》

《親父さんと比べたら酷だけど、三平の名を継いだのだからもっとこう…いや、もうどうでもいいや》

【すべて原文ママ】

「三平は、17年から笑点レギュラーとして大喜利に参加していますが、間が悪く、他の出演者とのやり取りも下手だと酷評されてきました。二世の特権で、テレビタレントとしての活動が長く、大喜利での間の取り方や話術を磨いてこなかったツケですよ」(前出・芸能記者)

笑点の視聴率は19年に二桁割れをしたことがあるが、その後は持ち直し、13~15%で推移。近年は比較的安定しているが、再び視聴率が落ちてリニューアルを迫られたとき、果たして三平の席があるかどうか。落語界のサラブレッドが、最後は「座布団運び」に落ちるというオチか?

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