65億円を荒稼ぎしたデリヘル統括管理者の男ら逮捕 大久保公園周辺の立ちんぼが摘発の端緒に

画像はAIで生成したイメージ
売春目的で客に女性を紹介していた風俗グループを、警視庁保安課が7月8日までに摘発した。

売春防止法違反の疑いで逮捕されたのは、『天然素人やりすぎ娘』などのデリヘル運営グループの統括責任者・久保田信洋(44)と経理責任者の米沢博貴(45)の両容疑者。同事件では、5人の男性容疑者が6月に同じ容疑で逮捕・起訴されているが、久保田と米沢の両容疑者は容疑を否認しているという。

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「警察の調べによると、久保田容疑者らは都内の新橋や五反田、鶯谷などで7店舗のデリヘルを運営。組織は今年6月時点で約380人の女性従業員が登録するマンモスグループでした」(社会部記者)

入店時に「どこまでできる?」

今回の直接的な摘発容疑は、4月に30〜50代の男性客4人の依頼を受け、20代の女性4人を都内のホテルなどへ売春をさせる目的で派遣した疑いだ。

「容疑者らには、今年4月から5月に面接に来た20〜30代の女性3人と“売春させる内容の契約”を交わしていた疑いもある」(同)

驚くのは荒稼ぎした金額だ。2021年2月から今年6月までの間に約65億円を売り上げたというのだ。

「ちなみに、女性の取り分は売り上げの5〜7割だったそうです」(同)

このデリヘル摘発の端緒は別件だった。

「近年、新宿歌舞伎町の大久保公園周辺で立ちんぼをする若い女性を映した動画がSNSで人気を集めているが、昨年、このエリアで客待ちをする女性を摘発したところ、『(今回逮捕された)男たちの経営する店で働いていた』『本番行為をしていた』との供述を得たのです」(同)

女性たちは、入店時に「どこまでできる?」「本番は絶対ではないけど、あった(できた)ほうがいいよ」などと持ちかけられていたという。

今後も摘発が相次ぐかもしれない。