バイデン氏が「核のボタン」を押す可能性も…“認知症疑惑”浮上で専門家が警告

星条旗(画像はAIで生成したイメージ)
今年11月の米大統領選を控えたバイデン大統領が大ピンチだ。

民主党内から撤退を求める声が相次ぐばかりか、認知機能の問題が浮上し、中国やロシアが軍事行動をエスカレートさせかねない状況に陥っているというのである。

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6月27日の第1回テレビ討論会で、バイデン氏は共和党のトランプ前大統領と直接対決したが、4年前の姿は見る影もなかった。

「足元は危うく、何度も言葉に詰まったり咳き込んだり、認知機能低下とみられる衰えが目立ちました。リベラル系のメディアでさえ、トランプ氏の圧勝と報じざるを得ないほどです」(大手紙外信デスク)

民主党議員や、米紙ニューヨーク・タイムズなどがバイデン氏に撤退要求し、選挙戦は厳しい状況だ。

世界を粉々にする暗証番号

こうしたアメリカの惨状を見て、中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領は7月3日に首脳会談を開き、両国が「史上最良の関係」だと強調した。

「ただでさえ大統領選が行われる年は、外交的な判断が遅れがちになる。今年はバイデン氏の去就を巡る異例の事態となっており、中国が東シナ海や南シナ海で台湾やフィリピン、日本とぶつかり、ロシアがウクライナ侵攻を続けても、手の打ちようがない状態なのです」(同)

だが、危険なのは中国やロシアも同じだという。

「中国は核兵器の保有量を増やし、ロシアは戦術核をNATO(北大西洋条約機構)諸国に使うと威嚇している。そのため、認知機能が疑われるバイデン大統領がこれに反応し、『核のボタンを押すかもしれない』と懸念されているのです」(同)

大統領に随行する米軍関係者は、核攻撃を命じる機器が入っている“フットボール”と呼ばれるカバンを常に持ち歩いている。

「バイデン大統領は昨年、『私の随行者は世界を粉々にする暗証番号を持っている』と核のボタンに言及した。大統領選を継続するにせよ断念するにせよ、新大統領が就任する来年1月まで、同氏は核兵器使用の決定権を持ち続ける。その意味で、世界は重大な危機に直面しているといえるのです」(安全保障アナリスト)

まさに一触即発だ。