『GTO』にはなれず? 山田涼介の学園ドラマ『ビリオン×スクール』低視聴率にフジテレビが冷や汗

フジテレビ (C)週刊実話Web

山田涼介の主演ドラマ『ビリオン×スクール』(フジテレビ系)の初回が、7月5日に放送された。

視聴率は、世帯平均が4.3%、個人平均が2.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前クールの『イップス』が大コケした“金曜9時枠”とあって立て直しが期待されたが、厳しい数字となった。

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「山田が初の教師役に挑戦するということで、放送前からかなり注目され、取材も多かった。だが、フタを開ければ視聴率が思ったように上がらず、TVerの登録者数も初回終了時点で50万人ほどと、他のドラマと比べて平均点以下。視聴者にたいして興味を持たれていないのでは」(スポーツ紙記者)

ヒットしそうな学園コメディーだが…


ドラマは、山田が演じる日本一の財閥系企業トップ・加賀美零が、超高精度の教育用AIプログラムの開発のために身分を隠して教師に就任。やる気も将来性もゼロという落ちこぼれの生徒が集まるクラスを担当し、彼らを更生させていくというストーリーだ。

「天才的な頭脳を持つ加賀美は庶民感覚からズレており、さまざまなことで生徒と衝突。しかし、ピンチには必ず駆けつけて生徒を救うという、わかりやすい学園コメディー。出演者は木南晴夏、志田未来、MEGUMIなど実力派のほか、生徒役として山田の後輩となるTravis Japan・松田元太ら人気の若手俳優も勢ぞろいしています」(民放関係者)

幅広い世代にウケそうなドラマだけに、フジテレビも宣伝に力を入れていたが、スタートから数字で大コケ。局内では、失望の声が聞こえているという。

「フジは、かつて大ヒットした学園ドラマ『GTO』のようにシリーズ化したいと考えていたようですね。ところが、財閥系企業のトップが教師になるという設定が分かりづらいのか、山田のファンくらいしか見ていないような低視聴率になった。シリーズ化どころか、山田の主演ドラマがコケたら、所属するSTARTO ENTERTAINMENTとの関係が悪化すると、上層部は冷や汗をかいていますよ」(同)

ここ最近では、ドラマの視聴率は、初回が一番高く、それ以降、低下する傾向にある。

『ビリオン×スクール』も、このまま低迷を続けてしまうのだろうか。