萩原佐代子の壮絶すぎる人生 戦隊ヒロインから銀座のホステス、米国留学を経て2度の結婚と離婚を経験「母親は愛人!?だったんです」



怪獣を引き連れて『怪獣プロレス』に登場!

萩原は米国留学を経て2度の結婚と離婚を経験。今は3人の成人した子どもの母親だ。

これまでも特撮もののイベントに呼ばれるなど芸能活動はしてきたが、本格的に女優復帰したのは4年前になる。

萩原「離婚や子育ての苦労はありましたが、何とか気持ちを保ってこられたのは、私の特撮番組を見て育った子どもが大きくなってプロデューサーや監督として私を呼んでくれたり、サイン会を開いてくださったりするんです。『私みたいな芸能人崩れが…』と悲観的になっても、そこではとても喜んでもらえる。それが心の支えになりました。4年前、(舞台の)上手も下手も分からない私が、あるお芝居に呼ばれて参加したのですが、『こんなおばさんでも人生はやり直しができるんだ』と思ってくれる方がいてくれたら…と、それを励みに頑張っています」

 ――復帰となると、艶系オファーもあったのではありませんか?

 萩原「今回の復帰ではなく、42歳ごろに私を探し出してくれた方がいて、『元戦隊ヒロインの日常を描きたい』と口説かれてDVDに出演したことがあるんです。世間知らずの私は、下着のシーンなどもあっておかしいなと思いながらも、受けた以上はお仕事だからと頑張りましたが…あれは少し後悔しています。生きていくことに精いっぱいだった時期だったんです」

 ――最近は『怪獣プロレス』にも参加されてますね。

 萩原「はい。怪獣のキャラクターなどに扮したレスラーが試合を繰り広げる雷神矢口さん主催のプロレス団体なのですが、私は“劇中劇”のような形でボス的なラ・メルネイ役として怪獣を引き連れて登場しています。『怪獣プロレス』は9月にも興行がありますので、お楽しみに!」

◆萩原佐代子(はぎわら・さよこ)
1962年12月1日生まれ。1980年カネボウキャンペーンガールに応募。8月1日、『ザ☆ウルトラマン&ウルトラマン8045thスペシャルナイト』(池袋・サンシャインシティ)に長谷川初範らと出演予定。FM東京854『旭のアキララバイ』にて毎月1回“ハギワララバイ”コーナー担当。来年公開の映画『ヘブンズベル』(神威杏次監督)にも出演。