キムタクは“あの男”に頭が上がらない!? 『Believe』最終回で逆転高視聴率の立役者

霜降り明星・粗品(C)週刊実話Web

「たくや、今日もいい天気や。気張っていけや」

あの明石家さんま(69)が、こんなメッセージを木村拓哉(51)に送ったと、テレビ関係者の間で話題になっている。

木村といえば、ネットなどを中心にバッシングが相次ぎ、「息をするだけでも叩かれる」といった冗談が飛び交うほどだった。

【関連】キムタク次女・Koki,の勢いに陰り? 韓国漫画『女神降臨』の実写映画出演でバレそうな“本当”の演技力 ほか

「コトの始まりは、お笑いコンビ・霜降り明星の粗品(31)が自身のYouTubeチャンネルで2回にわたり、木村に挨拶を無視されたと発信したことです」(制作関係者)

粗品はネタとして話したのかもしれないが、一部ネット民が真に受け、猛バッシングが始まったのだ。

「木村が叩かれる理由としては、妻の工藤静香がSMAP解散の元凶といった声もあるが、あくまで噂の域を出ていない。木村側も対応に苦慮している」(放送作家)

この木村の不人気ぶりに気を揉んでいたのが、主演ドラマ『Believe―君にかける橋―』を放送していたテレビ朝日だ。

「視聴率は、第1話と第2話が二桁台だったものの、以降は右肩下がりを続けて9%台で停滞していた。最終回もシングル確定とみられ、テレ朝内では沈滞ムードが漂っていた」(芸能プロ関係者)

奇声を上げて喜んだ木村拓哉


ところが、大逆転劇が起こったのだ。

6月20日に放送された最終回はシリーズ最高となる13.2%(ビデオリサーチ調べ・関東地区/以下同)を記録。結果、全話平均視聴率も10.3%の二桁台になんとか乗せることができた。

「木村は飛び上がらんばかりに喜び、奇声を上げていた。木村主催の打ち上げを開くことも決定したそうで、100万円ほどの費用は、もちろんすべて木村のポケットマネー」(事情通)

木村が小躍りするのは無理もない。今回、『Believe』の平均視聴率がシングルで終わった場合、「主演卒業」との話がテレ朝内で流れていたからだ。

さらに、木村以上に喜んでいるのがTBS上層部だという。

「TBSでは、10月ごろにスペシャルドラマ『グランメゾン東京』が放送される。フランスにロケまで行って計2億円以上の制作費が掛かっているんです。元を取るため、映画化までやらざるを得ない。『Believe』がコケれば、悪い流れのまま『グランメゾン東京』に影響を与えますから。とりあえず、この負の流れは断ち切れた」(同)

木村は、結果的に話題作りをしてくれた粗品に頭が上がらなくなった。次に会ったときは、木村から挨拶するかもしれない。