島田洋七氏の“弟子”歌手・そえんじが大阪・難波から世界を目指す!

そえんじ(右)と島田洋七氏 (C)週刊実話 無断転載厳禁

6月16日、大阪・なんばグランド花月地下のYES THEATERで、歌手・そえんじ(41)の『そえんじ WORLD TOUR 2024 in 難波 ここはミナミのど真ん中 そして世界へ』が開催された。

関西を拠点に活動するそえんじは、流しとしても約1050曲ものレパートリーを持つ“トークソングライター”だ。

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もともとは、B&Bの島田洋七氏(74)に弟子入りしようとしたが踏み切れず、見かねた友人から「歌手になって有名になったら洋七さんに会える」とアドバイスを受けてギターを始めてデビューした変わり種。

2014年に洋七氏と念願の初対面を果たし、親交を深めてきたという。 

洋七氏の作詞曲も英語で熱唱 


今回のライブでは、登場するなり洋七氏が作詞した曲の英語バージョンを披露。軽妙なトークで場を沸かせながら計7曲を披露した。

洋七氏も特別ゲストとして登場。17年ぶりに難波でしゃべくりを披露した。

「俺の芸人人生はここから始まった。喋りながら、あそこでバイトしていたなとか思い出したよ」

途中、姉弟子の今くるよさんの思い出を語る際には声を震わせたものの、絶えず会場を爆笑の渦に包み込んだ。洋七氏は、「大手のプロダクションがやっても大人のヒット曲は出ない時代。コツコツと努力するのみ」とそえんじにエールを送った。

関係者が言う。「このライブの告知が4月から難波センター街商店街に掲げられていましたが、これは商店街のご好意でした。難波で愛される人望と努力で這い上がってきたそえんじさんには、いつか世界へ羽ばたいてもらいたい」

当のそえんじも、「前は師匠にツッコめなかったけど、できるようになった。一緒に舞台に立てて嬉しかった」と終演後は感慨深げに語っていた。世界の前に、まずは全国区の知名度を目指す。 

「週刊実話」2024年7月11日号より