目黒蓮でも低視聴率なら“月9ドラマ枠”廃止!?『海のはじまり』評判いまいちのワケは…

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Snow Man目黒蓮が主演を務めるドラマ『海のはじまり』(フジテレビ系)の初回が、7月1日に放送された。

目黒は“月9枠”ドラマで初主演となり、父親役に初挑戦する意欲作となっている。

今となっては低視聴率ばかりクローズアップされる月9ドラマながら、平均世帯視聴率が8.0%、個人視聴率は4.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)とまずまずの数字。TVerのお気に入り登録は初回終了時点で60万人を突破するなど、好調な滑り出しを見せている。

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とはいえ、フジテレビ社内では緊張感が漂っているようだと、出入りする制作会社幹部が内情を明かす。

「前作の月9『366日』は、初回の世帯平均が7.2%で、そこからズルズル下がっていった。ここ最近の月9は初回を見て飽きられる傾向にあり、『海のはじまり』も油断できない。上層部は、話題性のあるドラマとあって、久しぶりに初回2桁を狙えるかもしれないと浮かれていたようだが、8%という数字を聞いて局内ではがっかりムードが漂ったとか」

『海のはじまり』は大ヒットなるか?


『海のはじまり』は、脚本・生方美久氏、演出・風間太樹氏、プロデュース・村瀬健氏という、社会現象を巻き起こした同局のドラマ『silent』を生み出したチームが制作している。

初回では目黒演じる主人公が、かつての恋人が知らぬ間に生んでいた自分の子どもと対面する衝撃の展開からスタート。伏線を次々と張るようなストーリーで、ミステリー要素もある構成だ。

キャストは、天才子役と噂される泉谷星奈をはじめ、有村架純、古川琴音、大竹しのぶ、池松壮亮と演技派が勢ぞろい。『silent』と同じく大ヒットの予感があり、SNSでは大絶賛を受けているが、初回放送を見たテレビ関係者の間では、あまり評判はよくないという。

「脚本の生方さんは才能が豊かな若手ですが、2023年に同局で放送された『いちばんすきな花』は視聴率がいまいちだった。同じスタッフとばかり組んでいるせいで、伸び悩んでいるのではないかといった声もある。『海のはじまり』は無理に伏線を張っている印象で、ストーリーが破綻しないか心配されるところ。フジでは、この作品がコケたら月9ブランドを廃止するという意見も出ているようで、プレッシャーを感じて制作スタッフが持ち味を活かせなくなる可能性大です」(民放関係者)

前評判が異常に高かっただけに、肩透かしに終わらないことを願いたい。