ザ・タブー

SNSで知り合った女から金を引っ張る窃盗ジプシー~男と女の性犯罪実録調書

SNSで知り合った女から金を引っ張る窃盗ジプシー~男と女の性犯罪実録調書 
SNSで知り合った女から金を引っ張る窃盗ジプシー~男と女の性犯罪実録調書イラスト/佐藤ヒロシ(C)週刊実話Web

松本記一(33)は高校中退後、ろくに働いたことがなかった。唯一の特技は女に甘えて金をせびることで、これまでさまざまなSNSを通じて女を籠絡してきた。

松本の攻略術はマメに尽きる。狙っている女がコメントすれば、間髪をいれずに返信する。髪型や服装や持ち物など、微妙な変化をすかさず見つけ出し、指摘して褒め上げることを忘れない。無職の松本は時間だけはたっぷりあるのだ。

こうして次々と女をその気にさせ、相手が会いたいと言うまで引っ張る。あとは会った途端、情熱的に迫り、肉体関係を結んで、そのまま自宅に転がり込むということを繰り返してきた。

女の世話になっている間は、送り迎えや家事などを欠かさず、たまに小遣いをもらうと「ありがとう!」と大げさに喜び、「なんとなくかわいい奴」という印象を抱かせ、追い出されるまで居候を続けるのだ。

結局はいつまで経っても生活費を稼ごうとしない松本に愛想が尽きて、女性が放り出そうとするのだが、その途端に松本は本性を現し、人が変わったように暴力を振るう。金目のものを奪ってトンズラする。要するに窃盗ジプシーだ。

松本は25歳のとき、3人の女性宅から財布や貯金箱などを盗んで窃盗罪に問われ、懲役2年6カ月の実刑判決を言い渡された。

だが、出所後も出会い系アプリを利用して同様の行為を繰り返し、31歳のときには「オレはムショから出てきたばかりだ」などと言って、女から金を奪って罪に問われ、罰金15万円の略式命令を受けた。

それでも松本は懲りずに、SNSで知り合った女性宅を渡り歩き、新たに知り合ったのが事件の被害者となる里中玲奈さん(36)だった。

玲奈さんはバツイチで一人暮らしをしていた。精神疾患を患い、性的に無防備なところがあった。松本はすかさずそんな兆候を嗅ぎ取り、マメに返信を重ねるなどして信用を勝ち取った。

ルイ・ヴィトンのバッグに狙いを定め…

玲奈さんの自宅に転がり込むと、さっそくセックスで懐柔することにした。

「ああ、やっぱり玲奈は最高だ。もう出そうだよ。玲奈のオ○ンコは最高だ」

松本は卑猥な言葉の効能をよく知っていた。

「うれしい…、イクときは一緒よ」

「もちろんだ、ああ、いっぱい出そうだ…」

「出して!」

「我慢できるだけ我慢する。いっぱい出すためにな。気持ちいいか?」

「気持ちいいわ…」

「ずっとオレのそばにいてくれるか?」

「いるわ、ずっと一緒にいるわ」

「あーっ!!」

2人は同時に叫んだ。激しい射出感を女体はしっかりと受け止め、白濁の樹液が子宮を汚し続けた。絞り切ったイチモツが、膣口からズルリと抜け落ちるのを、松本はほくそ笑んで見つめていた。

ところが玲奈さんは、松本がせびるような金を十分に渡すことができなかった。役所で障害者年金を受け取り、スーパーでパートしかしていない玲奈さんに、とても男を養う余裕などなかったからだ。

松本は玲奈さんの自宅を己のアジトにして、勝手に行動するようになった。

ある日、夜の街をふらついているとき、路上に座り込んでスマホをいじっている井上詩織さん(25)を見つけた。

「何してるの?」

「彼氏とケンカして置いていかれてん…」

「それはひどいな」

松本は「飲みに行こう」と誘ったが、「帰りの電車が遅くなるから」と、それは断られた。

「それなら駅まで送るよ」

松本は詩織さんと話しながら歩き始めた。詩織さんは無防備だったが、松本には別の目的があった。詩織さんが持っていたルイ・ヴィトンのバッグだ。

猛烈な勢いで肉棒を出し入れ

(この女は意外に金を持っているんだろう)

そんなことを考え、2人きりになって襲う場所を密かに探していたのだ。

だが、ウロウロするばかりで、いつまで経っても駅に着かないことから、詩織さんは「もうここでいい」と言って離れようとした。

「ちょっと待ってくれ。1人じゃ危ないだろう」

松本が手を引っ張るので、詩織さんはわいせつ行為でもされるのではないかと思い、「キャーッ!」と叫び声を上げた。

「キャーッ、じゃねえだろ。何言ってんだ!」

松本は怒り、詩織さんとつかみ合いになると、詩織さんの腹部にパンチした。

「ううっ…」

うずくまった詩織さんからバッグを取り上げ、その場から逃走した。

「返してー!」

詩織さんは泣きながら追いかけたが、松本を見失ってしまい、その場から110番した。警察は強盗致傷事件とみて捜査を始めた。

一方、松本は財布の中身を確認して、8万円入っていることに気付き、パチンコ店で遊タイムに突入しつつある台をハイエナして、大当たりを連発。20万円あまりに増やし、その金で服を買ったり、風俗店で遊ぶなどした。

玲奈さんにもプレゼントを買って行くと感激された。だが、松本は再びSNSで新しい女を探し、金がない玲奈さんと縁を切ろうとしていた。

事件当日、松本は些細なことから玲奈さんと口論になり、「オレは傷害の前科があるんや。ケガをしたいのか。服を脱げ」と脅した。

玲奈さんが服を脱ぐと、「くわえんかい」と言ってしゃぶらせた。

松本は玲奈さんの頭を両手で固定して、猛烈な勢いで肉棒を口に出し入れした。肉棒が喉の奥に当たるたびに、玲奈さんはえずいて吐きそうになった。

「オレは働きたくない。女のヒモや」

「そうら、イクぞっ!」

ラストスパートをかけ終わると、松本は肉棒を玲奈さんの口から引き抜いた。次の瞬間、煮えたぎる白濁の溶岩が、玲奈さんの顔の上に降りかかった。

「ようし、指ですくって全部飲むんだぞ」

松本は顔にかかったドロドロの液体をかき集め、玲奈さんの口の中に押し込もうとしたが、玲奈さんは発作を起こし、過呼吸になった。ザーメンまみれの顔のまま倒れ伏し、一向に収まる気配を見せない。

「おい、大丈夫か?」

前田は慌てて水を飲ませようとしたが、それさえ受け付けない。スマホで病院を検索し、タクシーで連れて行くことにした。

病院に連れて行くと発作は収まったが、自宅に連れ帰ってタクシー代を請求すると、「金がない」と言うのでまた口論になった。

「おまえ、いい加減にしろ。これはもらっていくぞ」

松本はキャッシュカードが入った財布を奪い、部屋から出て行った。玲奈さんは警察に行き、強制性交と窃盗で被害届を出した。

その後、再び別の交際相手宅に転がり込んでいた松本は、玲奈さんに対する強制性交と窃盗の疑いで逮捕された。さらに詩織さんに対する強盗致傷容疑でも再逮捕された。

松本は「刑務所ぐらい行ってやる。オレは働きたくない。女のヒモや」と開き直り、結局は暴行と窃盗の罪で起訴された。

「他人のものを勝手に持ち出したことは、悪かったと思っている。そのときは金に困っていたので…」

松本は脅迫、窃盗、恐喝未遂、傷害、強制性交などで前科2犯、前歴5件。こんな男でも、SNSさえあれば、食っていけるところに問題がある。

裁判所は「多数の前科前歴を有し、出所から5年半で再犯に及ぶなど、被告人の犯罪性向は深刻なものがあり、社会内での更生は困難」と断罪し、懲役3年を言い渡した。

(文中の登場人物はすべて仮名です)

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