モデルやインスタグラマーとして人気のAmiは、本誌読者には懐かしいマリアン(59)の次女。2人の容姿が激似と評判で、数々のバラエティー番組でも引っ張りだこだ。おまけにマリアンは、マネジャー代わりにAmiの仕事場に顔を出すこともある仲良し親子なんだとか。そんな彼女に、親子関係から恋愛事情までタメ口で聞いてみた――。
Ami ママに似てるって言われ出したのは、高校を卒業したくらいからなの。でも、ママは外国人っぽいけど、私はそうでもない。あんまり似てるとは思わないんだけど、ハワイを歩いていても観光客の人から「マリアンの娘さんじゃないですか?」って言われるんだよね。当時はテレビに出ていたわけでもないから、やっぱり似ているのかな?
――マリアンと言えば元祖タメ口キャラ。話し方は似ていると思いますよ。
Ami それはよく言われる。ママも私も、敬語や丁寧な言い方を間違えずに話そうとすると、ものすごくスローになっちゃうのね。となると、逆に相手も疲れちゃうと思うから、普通にしゃべる方がいいの♪
母・マリアンのことをおさらいしておこう。1987年に日本人の実業家と結婚し、98年に離婚。その後は女手一つで3人の子供を育ててきた。現在も独身。長女はすでに結婚し、長男は外資系のIT企業に勤務。次女のAmiは子供の頃から日本とハワイを行き来してモデルや女優業をしていたという。Amiが世間の注目を集めたのは、2年前のSNSでのライブ活動だった。
――日本で本格的に芸能活動をするきっかけは、インスタライブだったとか。
Ami 実はその前、日本の高校を卒業してからハワイに行ってたの。高校では芸能コースに通っていたんだけど、校則がめっちゃ厳しくて「なんか違う」と思ったのね。窮屈だなぁって。高校を出たあと、芸能をやるか勉強かで悩んで、エステの資格を取ろうとハワイに行き、帰ってきたのが2年前。暇だったから始めたのが、インスタライブだったわけ。なんか、面白そうだなぁと思って。
『サンデージャポン』出演でメチャ緊張
――ライブというと、歌ったり踊ったり?
Ami ううん。フォロワーとのお話しがほとんど。今日は何をしたとか、フォロワーの質問に答えたり。ダンスが好きなので、たまに踊って見せるんだけど、すぐ(運営に)シャットダウンされちゃうんだよね。
――セクシーすぎるから?
Ami 制約が厳しくて、誘惑系は全然ダメなの。谷間をちょっと見せたりするだけでアウト。私の場合は谷間じゃなく、お腹をちょっと出してベリーダンスをしただけなんだけど…。
――でも、みんなどこでAmiさんに関心を持ったんだろう。マリアンの娘ですと名乗っていたの?
Ami それは内緒にしてた。気づかれたくなかったから、コメントで「マリアンに似てるね」と言われたこともあるんだけど、そのコメントだけはスルーしてた(笑)。それでも、だんだんフォロワーが増えてきて、もうライブ配信をやめようという時だったかな? 「実は…」と話したら、「いや、知ってたし」みたいな。
――そのインスタがきっかけでスカウトされ、改めて芸能界に入るわけですが、『超踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)や『サンデージャポン』(TBS系)など、バラエティー番組に出てみてどうでした?
Ami すっごい楽しいと思った! モデルや映画の仕事ってシリアスというか、結構真面目なんだけど、バラエティーって、みんなめっちゃ面白いし、素のままの自分でいられるから。特に、さんまさんは本当に優しくしてくれた。「ママとはよく仕事したんだよー」って。でも、朝のニュース番組のサンジャポに出た時は生放送でめちゃくちゃ緊張したし、うまくいかなかった気がする。ニュース映像に真剣なコメントを求められるから、Amiで大丈夫かな? 間違いは許されないよー、みたいな。スタッフさんは「自然のままでいいですよ」と言ってくれたんだけど…。
――シリアスなコメントはできましたか?
Ami その時は、日本のレインボーブリッジが(コロナ禍の東京アラートで)赤く染まったというニュースだったけど、私は「ほぉ~」「不気味ぃ」みたいなことしか言えなかったの。出演者の人からは「それでいいんだよ」と言ってもらえたんだけど…。
――その後、サンジャポには呼ばれましたか?
Ami 呼ばれてないんだよぉ。はははは。
笑福亭鶴瓶さんみたいな人が好き!
――ところで、高校では恋愛も校則で禁止されてたはず。そこはどうだったの?
Ami 恋愛はねぇ、本当はあったの(笑)。でも、あの頃と今とでは好きな人が180度違うよ。昔はイケメンが好きだったけど、今は(笑福亭)鶴瓶さんみたいな人が好きになった。面白くて、ぽっちゃりしてる人。
――おじさん読者が喜ぶからそう言ってる?
Ami 違うよぉ。たぶん、自分の経験だと思う。かっこいい人ってAmi以上に鏡とかをめっちゃ意識するけど、鶴瓶さんみたいな人はルックスとかそんなに気にしないじゃない。内面勝負。だからいいの。
――もしかして、だめんずばかりを引き寄せていた?
Ami なんで分かるの? 確かに、付き合ったことある。お金にルーズとか浮気性、ゲイだった人も。今は彼氏がいないんだけど、今度はじっくりと見極めて、付き合おうと思ってるの。
――お母さんにも再婚の話はないんですか?
Ami 将来的には「いい人と結婚して落ち着きたい」と言っていて、私もそれは大賛成。でも、ママのお眼鏡に叶う人はなかなかいないと思う。理想がすごく高いの。イケメンは好きじゃないんだけど、内面への理想が高くて、ママのことを100%いいよと言ってくれる包容力がないと、たぶん無理。
――ママはAmiさんの彼氏にも厳しい?
Ami もちろん。ママのことを大事にする人じゃないと絶対にダメ。ある日、ママを見つけたのに、車から出てきてあいさつするのが遅れたからって「あの子はダメ」とNGが出ちゃったこともあるくらい。ただ、何度かママが見つけてきてくれた男性と付き合ったこともあるんだけど、その人たちは、めっちゃだめんずだったの(笑)。でも、私たちにとってママの言葉は絶対だから、色んなことを守ってきたよ。性教育もきっちりされたし、特に姉と私には「最初の男性はとても大事だから、よーく見極めて。軽はずみは絶対にダメ」って。おかげで慎重になりすぎて、普通の女の子よりか、4年くらい経験が遅かったかな(笑)。
Ami◆あみ 1995年3月1日生まれ。14歳からモデルとして活動。ウェブのブランドショップ『AIMIE』を手がける。株式会社PABLO所属。
インスタグラム@amyypatton
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