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CM『あいさつの魔法』が大震災の犠牲者を暗喩?~アニメ“最恐”都市伝説その⑫

CM『あいさつの魔法』が大震災の犠牲者を暗喩?~アニメ“最恐”都市伝説その⑫
CM『あいさつの魔法』が大震災の犠牲者を暗喩?~アニメ“最恐”都市伝説その⑫ 

「最終回は全員が海に帰っていく」という伝説で有名な『サザエさん』や、『となりのトトロ』に登場する「サツキとメイは、すでに死んでいる」という説など、アニメを巡る都市伝説やウワサの類いは数知れず。中には、『CITY HUNTER 3』第11話に地下鉄サリン事件を引き起こしたオウム真理教の教祖・麻原彰晃のカットが実際サブリミナル的に挿入されていたケースなど、都市伝説と笑い飛ばせないケースもある。

ここに紹介するアニメにまつわる〝恐ろしいウワサ〟は真実なのか──信じるか信じないかは、あなた次第です。

ローマ字を並べ替えると「あ、津波、襲う」

東日本大震災の発生から10年を迎えたが、震災当時、幾度も放送されていたACジャパンのテレビCM『あいさつの魔法』をご記憶の方も多いだろう。

ポップでほのぼのとしたキャラクターと音楽を使い、あいさつの大切さが小さい子にも分かる内容となっているが、実はこのCMを巡り、いくつかの怪しい都市伝説が流布されているのだ。

その代表的なものが、ローマ字の「aisatsu no mahou」を並べ替えると「aah tsunami osou(「あ、津波、襲う」)」になるというもの。

また、このCMでは様々な動物があいさつの言葉とともに登場しては、「行ってきます」や「ただいま」と言うのに対し、「おかえり」ということがない。

そのことから、震災で犠牲になった人々を暗に表現しているという話が、まことしやかに流布しているようだ。

その作風とは対照的に、不穏なウワサばかりが取り沙汰される謎多き作品である。

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