社会

へずまりゅう、ヤクザから集団リンチ!“迷惑系ユーチューバー”の悲惨な末路

(画像)Koldunova Anna / shutterstock

「山口県も親も友達も先輩も仕事もすべてを捨てて東京に上京する。馬鹿だと思う奴たくさんおるやろ。けど俺の気持ちは本気やから。今も昔もたくさんの奴に馬鹿にされるけど、お前ら今に見とけ。必ず有名になって見返すから」

2020年3月、突如として出現した迷惑系ユーチューバー・へずまりゅうは、有名ユーチューバーへの突撃&傷害事件で逮捕されたことを皮切りに、愛知県岡崎市内の大型商業施設の食品売り場で魚の切り身を会計前に食べたとして、窃盗の疑いで再び逮捕された。

へずまりゅうは店内で食べる様子を撮影し、『店の商品、会計前に食ってやったぜー』いうタイトルでアップロード。これだけでも十分問題なのだが、彼はマスクも着けずに全国行脚していたため、新型コロナウイルスに感染。山口県から護送車両に同乗した男性警察官3人、岡崎署の留置施設にいた男性容疑者2人、警察官の妻を含む計8人の感染が確認され、愛知県警関係者100人以上が自宅待機を余儀なくされた。

さらに大阪・アメリカ村の衣料品店で、Tシャツが偽物だと言いがかりをつけたとして、威力業務妨害と信用毀損の疑いで三度目の逮捕。また、東京・渋谷のスクランブル交差点で布団を敷いて寝そべったとして、道交法違反容疑で書類送検されている。

裁判待つ身で「メンタルもボロボロです」

その後も迷惑系ユーチューバーとして活動していたが、昨年12月末に兵庫県神戸市の歓楽街・福原付近で、暴力団関係者から集団リンチを受けて金を奪われ、泣きながら引退を表明。今年1月には、親交のあるユーチューバーに、次のようなメッセージを寄せた。

「SNSの世界から、へずまりゅうは抹消しました。今後は原田将大として真面目に生きていくので、更生の邪魔をしないでください。私は社会のために頑張ります。迷惑系という活動に限界を感じました。メンタルもボロボロです」

こうしてYouTubeの世界から姿を消したへずまりゅう。現在は、名古屋地裁岡崎支部で開かれる予定の公判を待っているという。

自らが撒き散らしたトラブルのツケは、数倍になって返ってくることだろう。

【画像】
Koldunova Anna / shutterstock

あわせて読みたい