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出演男性がヤラセ告発!『ほこ×たて』禁断の“ヤラセ”打ち切り番組~その②~

禁断の“ヤラセ”打ち切り番組
禁断の“ヤラセ”打ち切り番組 (C)週刊実話Web

 昭和の時代は、テレビ朝日系の『水曜スペシャル』で放送されていた『川口浩探検シリーズ』のような、子どもが観てもヤラセと分かる番組が視聴率を稼いでいた。

また、意外な長寿番組にも疑惑がつきまとっていた。あの『笑点』(日本テレビ系)は、「大喜利の回答は放送作家が考えているのではないか」と言われていたし、2014年に放送が終了した『笑っていいとも!』の人気コーナー「テレフォンショッキング」も、そうそう都合よくゲストがつながっていくわけがないと疑われた。

現代でも、女たちが1人の男を奪い合う人気恋愛リアリティショーの『バチェラー・ジャパン』が、「台本は存在するし、どの女性が落とされるかは事前に決まっていた」と告発する記事が週刊誌を賑わせ、別のリアリティショーでは人気女子プロレスラーがネットの誹謗中傷を苦にして自殺した。

ここに紹介する番組は、人気があったのに突然打ち切られた。いったい何が問題だったのか──。

ラジコン操縦のプロと射撃のプロの対決

〝最強対決〟をテーマに、フジテレビ系で2011年から13年まで放送されていた『ほこ×たて』は、「絶対に穴の開かない金属VSどんな金属にも穴を開けられるドリル」などを番組内で実現させていたバラエティー番組。ギャラクシー賞を獲得するなど評価は高かったが、ヤラセ発覚で番組は打ち切られた。

問題となったのは、2013年10月20日放送の、ラジコンヘリ、ラジコンカー、ラジコンボートを操縦するプロと、射撃のプロ3人が対決するという回。しかし、ラジコン軍団の一員として出演した男性が放送後にネットで告発。番組上では、スナイパーがラジコンカーを狙撃して勝利していたが、実際は撮影中のアクシデントにより対決は中止に。本来であれば、最初に対決したラジコンボートがスナイパー3人に勝ったはずだったという。

さらに、別の回でもヤラセと思しき〝演出〟があったため、フジテレビは番組の打ち切りを決定。ただし、「過度な演出があった」と表明しただけで、ヤラセがあったとは認めていない。

禁断の“ヤラセ”打ち切り番組~その③~

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