小池百合子東京都知事の発言に、再びツッコミが殺到している。新型コロナウイルスの感染拡大で、緊急事態宣言の対象となった4月23日の定例会見で「街灯を除き、すべての明かりを消すように徹底していきたい」と発言したのだ。
「繁華街近くの公園や路上で飲酒するグループが後を絶たないことを受け、都職員や警察が合同で見回りをすることを明らかにした。小池さんは、18日にもテレワークが浸透しないことに腹を立てて《上司の説得は都が手伝います》とか、人流を抑えるために《エッセンシャルワーカー等以外は東京にはおこしにならないで》とツイート。ネット民から《説得でどうにかなってたら通勤電車もっとマシになってるハズなんですが…》などと大バッシングを浴びたばかりです」（ネットライター）
今回も、ツイッターでは戦時中を思わせる「灯火管制」という言葉がトレンドワード入りしたほどだ。
《東京って緊急事態宣言下は灯火管制と聞きました 新型コロナは光に集まる虫みたいなモノなんっすか？》
さらに、「灯火管制」からの連想ゲームのようなカタチで「空襲警報」や「B29」といった単語までトレンドワード入りしてしまったのである。
令和に「鎖国」「禁酒令」「灯火管制」
「迎えた緊急事態宣言初日の夜、小池都知事の要請に従って東京スカイツリーや渋谷では夜8時にネオンが消灯されましたが、上野のアメ横や新宿歌舞伎町では明かりが煌々と点いており、小池都知事の面目は丸つぶれでした」（前出のネットライター）
国内で患者が確認されてから1年以上たっても、ほとんど状況が変わらないことにイラ立ちながらも、ネット民たちは、このコロナ禍を笑い飛ばそうとしている。
《問1 次の中で、令和の日本で起きた出来事として正しいものをすべて選んで記号で答えなさい。
ア 疫病が流行した。
イ 鎖国が行われた。
ウ 禁酒令が発令された。
エ 首都で灯火管制が敷かれた。
オ 牛乳から蘇（そ＝古代のチーズ）を作るのが流行した》
落語家の三遊亭朝橘は、小池都知事の発言を受けて、こうツイートした。
《女の人から「あかりを消して」と言われてイラッとしたの初めてです》
お後がよろしいようで。