ユーチューバーに転身したお笑い『雨上がり決死隊』宮迫博之の地上波復帰が絶望的だという。宮迫の相方・蛍原徹に、吉本興業が〝宮迫のYouTubeに出演しないように〟とクギを刺していることを、後見人とされる明石家さんまが暴露したのだ。

「蛍原は吉本の圧力を否定していますが、10月10日に放送されたラジオ番組『ヤングタウン土曜日』（MBS）で、さんまは『俺は出てもええんやけど』としつつ、吉本から出ないようにとの依頼があったことを認めました。宮迫に対する大﨑洋会長の怒りは収まっていませんからね。宮迫が地上波に戻れる可能性は、完全になくなりました」（元吉本社員）

昨年6月、宮迫や『ロンドンブーツ1号2号』田村亮らが反社会的組織の忘年会に出席していた闇営業問題が発覚。吉本から謹慎処分を受けた宮迫と田村の2人は独断で謝罪会見を開いた。しかも、岡本昭彦社長のパワハラを暴露して〝お家騒動〟にまで発展したのである。

吉本の逆鱗に触れた宮迫博之のYouTubeの内容

「岡本社長は釈明会見を開いて2人の処分を撤回。その後、2人に話し合いを求めたのですが、宮迫はかたくなに拒否した。孤立する宮迫に救いの手を差し伸べたのがさんま。一時、宮迫はさんまの個人事務所預かりになった」（夕刊紙記者）

さんまは自腹で宮迫を励ます会などを開き、仕事復帰プランも描いていた。しかし、吉本との話し合いを拒否した段階で、宮迫は契約解除されていたことが判明。事実上の解雇だった。

「今年2月、宮迫は吉本にケンカを売るような格好で自身のYouTubeチャンネルを立ち上げた。かつての吉本の芸人仲間を出演させたことで、吉本の怒りをエスカレートさせたのです。さすがに、さんまさんも手に負えなくなったのでは」

と語るのは、吉本の中堅芸人。

「宮迫は『アメトーーク！』（テレビ朝日系）などを足掛かりに、テレビ界に戻る気持ちを捨てていません。ユーチューバーとして成功してはいますが、最終目標は地上波復帰。ただ、いくら〝決死の覚悟〟で画策しても、大﨑会長は宮迫を徹底的に干すでしょう」（同）

まさに「宮迫～DEATH！（デスッ！）」だ。