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灼熱の火花散る!『オートレース』情報~川口『SG日本選手権オートレース』展望【前編】

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オートレース (C)週刊実話Web

オートレース界の今年の日本一を決める『SG日本選手権オートレース』が、いよいよ10月30日より川口オートで開催される。今週から2週にわたって、優勝戦線を探っていきたい。

まず今週は地元の川口勢について。

当然、開催地だけに地元ファンの期待は計り知れない。すべてがオープン戦という実力主義の決戦だけに、伏兵の台頭は過去を振り返ってみても、ほぼ皆無に等しい。その観点から優勝戦線に絡むなら中村雅人、永井大介の2人が有力だろう。

中村は昨年のGⅠプレミアムカップ以降、大舞台での優勝から遠ざかっており、機力で劣勢に立たされるシーンが目立つが、近況は復調気配。浜松遠征でも快調な動きを見せ、地元川口でも波はあるもののひと頃の低迷は脱した感がある。さらに愛車をどこまで仕上げるか。試走気配には最大限の注意を払いたい。

川口『SG日本選手権オートレース』中村雅人、永井大介に次ぐ存在は?

また、永井はいまだ低空飛行。現状では厳しいだけに、どこまで今月のレースで立て直せるか。調子の良し悪しがハッキリ試走に現れるだけに、しっかりと観察したい。

この2選手に次ぐ存在は佐藤摩弥。ただ、好調時に比べ8割程度の状態。こちらも愛車の状態の底上げが急務だ。

前述3選手とは対照的に10月中旬に久々優勝を飾った佐藤裕二が好ムード。オープンで最大の武器となるスタート力が備わっており、内枠に入るようなら準決勝レベルでも十分に車券は狙えそうだ。

次週は、優勝戦線の中心を担う遠征勢について記したい。

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