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『無職、ときどきハイボール』(ダイヤモンド社/1430円)~本好きのリビドー/昇天の1冊

『無職、ときどきハイボール』(ダイヤモンド社/1430円)~本好きのリビドー/昇天の1冊
『無職、ときどきハイボール』(ダイヤモンド社/1430円)~本好きのリビドー/昇天の1冊 (C)週刊実話Web 

新型コロナウイルスの感染防止のため、居酒屋通いをやめた読者も多いだろう。もっぱら家飲み…そんな新しい習慣が始まって、かれこれ1年がたとうとしている。コロナが収束しても、外での酒の飲み方は変わってくるかもしれない。

そんな時に参考にしたい「飲み方」を若い女性が伝授してくれた1冊が、『無職、ときどきハイボール』(ダイヤモンド社/1430円)。著者は酒村ゆっけ氏。

無職、独身、酒テロ系クリエイター。再生回数4000万回という酒三昧の日常を公開したYouTube動画が人気で、本書はその書籍版。

「ぼっち」なので、もちろんほとんど1人飲み。場所はサイゼリヤ、吉野家、くら寿司、さらに、富士そば、バーミヤン。酒類を提供している店なら、どこでも。ついでにコンビニで買ったビール持参で公園飲み。時と場所は選ばない。

オヤジ世代とは明らかに飲み方が違う

アルコールを「酒彼氏」と呼ぶくらいだから、基本的に男っ気もない。オヤジ世代とは明らかに飲み方が違うのだが、それでも楽しそう、幸せそうなのだ。

彼女の生活を見ていて、ふと気付く…オヤジたちは、無理して大人数の飲み会に参加していなかったか?

はしご酒に付き合い、シンドくなかったか? 気持ちをリラックスさせてくれるはずの酒が、かえって窮屈ではなかったか?

飲みたい時に、場所を選ばず1人で飲むのもいいじゃないか。けっして孤独ではなく、むしろ自由。そんな心地よさが伝わってくる。

(小林明/編集プロダクション『ディラナダチ』代表)

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