女子ゴルフの人気者〝シブコ〟こと渋野日向子プロが〝セクハラ〟の被害に遭っている。渋野は、全英女子ゴルフ以来のメジャー大会勝利を目指し、アメリカで長期遠征に入ったばかりだ。
「スイングを改造中で、『シャローイング』と『掌屈(しょうくつ)』のマスターを目指しているそうです。シャローイングとは、トップからダウンスイングへの切り返し直後に、クラブヘッドを背中側に倒す動きのこと。掌屈は、左手を手のひら側に丸めることです」(スポーツ紙記者)
この2つをマスターすることで、ヘッドが浅い軌道でボールに向かうことが可能になり、インパクトでは自然なハンドファースト(グリップがボールよりも前に出ている状態)になるという。
「これがマスターできれば、ショットの精度が上がり、球の高さも変わる。何よりもキャリーが出るようになり、メジャーでも戦える武器になります」(同・記者)
ところが、こうした渋野の挑戦を取り上げた記事に、横やりが入ったのだ。
「掲載されたシブコの写真に、興奮したスケベ親父どもが群がり、ちょっとした〝祭り〟になってしまったのです」(ネットライター)
東京五輪で禁止された選手の“性的撮影”
問題の写真は、ラウンド中に見せる満開の笑顔の渋野なのだが、着ているグリーンのゴルフウェアがタイトで、ボディーラインにピッタリと密着。バストの形がはっきり分かるカットだった。
コメント欄は《良いもの持ってるよなぁ》《大きく育ちましたねぇ》《今年は45になるのですが、この画像ですごい興奮してしまいました。すみません》などというセクハラ書き込みのオンパレード。ここでは書けないようなものも残るはめになったのだ。
中には《いや、マジで気持ち悪い 情けない男だね》といった嫌悪感をあらわにした投稿もあるが、スケベ親父どもの暴走の方が明らかに目立っていた。
アスリートを取材する女性ジャーナリストが憤る。
「これまでも、体操や水泳系の競技などで、女性の選手を性的な目的で撮影する行為が問題視されてきました。東京オリンピックでは、こうした行為を男女問わず禁止することが決定しています。そんな状況で、こうした投稿をやめられない時点で、日本人男性の意識が低過ぎる。『女性の話は長い』発言で辞任した元オリンピック組織委員会会長の森喜朗氏を筆頭に、我が国はオリンピックを開催するレベルにないのではないか」
遠征先で渋野がエゴサーチしないことを祈るばかりだ。
【画像】
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