21年度の大井競馬は、トゥインクルレース35周年というアニバーサリーイヤー。テーマ「誇りにまみれよ、オトナたち。」には、社会情勢がめまぐるしく変化する今こそ「誇りを持ち、顔を上げ、自分らしく前へ進もう」という思いが込められている。
今年は2歳重賞競走体系の充実や、重賞賞金の引き上げなどが発表されているが、注目は秋頃からスタートする「左回りレース」の導入だ。同一コースでの右・左両回りレースの実施は、他の競馬場にない取り組み。海外競馬のコースのほとんどが左回りであることから、海外馬の出走誘致にもつながるはずだ。
イメージキャラクターには女優の菜々緒と俳優の志尊淳、さらにイメージソングには『DREAMS COME TRUE』の『決戦は金曜日』を起用。「どんどん」好きになる夜に期待したい。
さて、そんな大井競馬21年度第1回開催は、連夜の重賞からスタート。13日は『第4回ブリリアントカップ』(SⅢ)が開催される。5月に行われる大井記念のトライアル競走として、18年から重賞に格上げとなったレース。19年に2000メートルから1800メートルへ距離が変更され、中~長距離だけでなく、マイルの有力馬も参戦。春はブリリアントC、大井記念、帝王賞と続く中距離チャンピオンロードが、クラシックレースと並ぶ南関東の看板番組となる。
南関東勢が3年連続で連対中の『東京スプリント』
準重賞時代から出走馬のレベルは高く、サミットストーン、ドラゴンエアル、ケイアイレオーネ、ムサシキングオーなど、その時代のトップホースの名が並ぶ。昨年は8番人気のストライクイーグルが優勝。その後、大井記念を連勝し復調の足掛かりとした。
続く14日は、春の短距離チャンピオン競走『第32回東京スプリント』(JpnⅢ)が行われる。前身の東京シティ盃から09年に名称を変更し、ダートグレード競走へ格上げ。JRA勢の圧倒的優勢が続いていたが、19年のキタサンミカヅキ(船橋)の優勝を含め、南関東勢が3年連続で連対中。
GⅠ勝ち馬2キロ増、GⅡ勝ち馬は1キロ増というグレード別定の負担重量の影響が大きく、勢いのある南関東馬なら、チャンスは十分ある。
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