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倖田來未“ブレーク”の代償…急な路線変更で悩まされたものとは

倖田來未
倖田來未 (C)週刊実話Web

歌手の倖田來未が4月7日放送の『突然ですが占ってもいいですか? SP』(フジテレビ系)に出演し、過去に自らのセクシー路線に葛藤していたことを告白した。

倖田は、自身の転機に話題が及ぶと「m-floだったり、ドリカムだったり、この人たちと同じような曲をやっても勝てへんなって思ったときに、セクシーなファッションをすることによって見てもらえるんじゃないか」と、セクシー路線に転身した理由を明かした。

「なかなか芽が出なかった倖田は、妹のmisonoが先にブレークしたことで、歌手をやめて実家に帰ろうかと考えていた時期があったほどです」(他のレコード会社関係者)

当時、倖田と同じレコード会社・エイベックスの〝看板歌手〟は、何といっても浜崎あゆみと安室奈美恵だった。2人ともカリスマ性、歌唱力はもちろんのこと、スタイルも抜群で若い女性たちが憧れる存在だった。

「エイベックスは日本の音楽界を席巻していましたが、浜崎と安室さんに続く女性歌手をブレークさせることが大きな課題でした」(同・関係者)

エイベックス社員が考えた「エロカッコいい」

そこで白羽の矢が立ったのが倖田だった。

「歌唱力は問題ありませんでしたが、太りやすい体質だったので、まずは夜8時以降に何も食べないようにして、徹底的に体を絞りました。さらに、売り出しのキャッチフレーズを社員から公募して『エロカッコいい』という言葉が採用され、それで売り出したところ、見事に時代にマッチ。2004年に映画『キューティーハニー』の主題歌が大ヒットし、エイベックスの〝3枚目の看板〟になったのです。ちなみに、そのキャッチフレーズを考えた社員は社長賞をもらったそうです」(芸能記者)

倖田本人は、番組内で「普段、地味な人間なので、すごい服着た、みたいな感じやったけど」と、当時を回想。「それで、やっぱりたたかれたり、冷たいコメントされたこともあるんですけど」と、急な路線変更に自身も戸惑ったと明かしていた。

「周囲から嫌みを言われたが、母親がかばってくれたそうで、『とにかく一生懸命やるしかなかった』と振り返っていました。イケイケの倖田にも知られざる苦労があったのかと、ファンを増やしたのでは」(同・記者)

しかし、倖田の〝天下〟は長くは続かず、今やレコ大の賞レースや紅白からは遠ざかってしまった。それでも結婚して子どもに恵まれ、長年応援してくれているファンのためにステージに立ち続け、見事なスタイルをキープし続けている。

くぅちゃん、これからも気張りや!

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