(画像)Master1305 / shutterstock
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資源高騰“アルミ缶争奪”が社会問題化!収集業者VSホームレス勃発

自動車や建材、飲料の缶などに使用されるアルミニウムがエネルギー需給ひっ迫による減産で世界的に不足。国際相場が14年ぶりに急上昇している影響で、愛知県名古屋市などではゴミ集積所でホームレスと集積業者の〝アルミ缶争奪戦〟が、社会問題となっている。


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「名古屋市だけではありません。自治体の資源であるアルミニウムを巡っては、全国各地の住宅地で争奪戦が繰り広げられているんです。東京のマンモス団地でも、ゴミ集積所にホームレスが自転車でやって来て、アルミ缶置き場からゴミ袋に入れて持ち去る。買取業者に売るんでしょうね。アルミニウムの価格が高騰したことで、集積業者とホームレスがトラブルになる現場がよく目撃されるようになった」(ライフ系ライター)


アルミ缶買取業者によると、昨年3月はアルミ缶約3キロが約270円だったが、今年3月は約540円。実に、1年で2倍も値上がりしているのだ。

潰す音は騒音問題にも…

「神奈川県横浜市鶴見区でも、ホームレスと集積業者のアルミ缶争奪戦が表面化している。ゴミの集積所になっている資源ステーションには、『持ち去り禁止』という札が貼ってある。違反すれば、20万円以下の罰金ですが、ホームレスはお構いなしです。資源ゴミ回収前の早朝に、ホームレスがやって来てアルミ缶を潰すため、〝ガッシャン、ガッシャン〟という音の騒音問題も発生している。アルミ缶はそのまま持ち去ると、個数に限度がある。その場で潰せば、ゴミ袋に200個くらい入る。潰す音は騒音にもなりますよ」(環境問題ジャーナリスト)


東京・江戸川区在住のフリーライターは「ウチの団地のゴミ集積場でも、朝早くからアルミ缶を潰す音で目が覚める」と証言する。


「名古屋市では、持ち去られるアルミ缶で1億5000万~3億円の損失が出ているそうです。アルミ缶は住民の財産ですからね。ウチの団地でもアルミ缶置き場に『持ち去り厳禁!!』の貼り紙はもちろんのこと、自治会、集積業者がタッグを組み、持ち去り対策に乗り出しました」(同)


ゴミも宝の山になる。