「入籍したとされるのが4月1日のエイプリルフールと聞いたので、一報が入って来たときは半信半疑だったんです。2人の結婚について知っていたのは、局や事務所の本当に近い関係者だけでした」
そう語るのは、お笑い芸人・有吉弘行のレギュラー番組を日本テレビで担当する関係者。フリーアナウンサーの夏目三久との結婚発表が行われてから間もなくして、有吉本人から各番組スタッフにお詫びの電話がかかってきたという。
「有吉は『大人の事情で絶対に事前に漏らすことは、できなかった』とだけ話し、平謝り状態だった。有吉の親でさえ結婚を知らされたのは、発表の数時間前。その裏ではある人物を気遣い、徹底した情報統制が敷かれていたんです」（同）
話は5年前にさかのぼる。2016年8月24日、日刊スポーツは1面で《夏目三久アナが有吉の子ども妊娠》と大々的に報じた。ところが、この記事に対し、夏目が所属する田辺エージェンシーと有吉が所属する太田プロダクションは、「事実無根」と完全否定。その後、同紙はお詫びと訂正を発表した。
「夏目は親しい関係者に、半年くらいしてから『（有吉と）付き合っていた。結婚を考えていた…』と打ち明けています。しかし、自分を拾ってくれた事務所社長に、有吉のことを何も話していなかった。すべて事後報告になってしまい『順序が逆だ』と叱責されたというんです」（消息筋）
夏目は今年の秋で番組降板＆芸能界引退
夏目は11年1月に避妊具を手にしたスキャンダル写真が原因で、追われるように日本テレビを退社。しかし、2カ月後には『マツコ＆有吉の怒り新党』（テレビ朝日系）のレギュラーを獲得。13年には『真相報道バンキシャ！』（日本テレビ系）、14年からは『あさチャン！』（TBS系）のメインキャスターにも抜擢された。
「5年前の夏目は事務所社長の恩に報いるため、仕事を取ったわけです。しかし、それから2年ほどして有吉とヨリを戻した。本当に惹かれ合っていたんでしょう。今回、結婚を認められた背景には、『あさチャン！』を7年も続けてきた努力をねぎらう意味合いもあるそうです。また、有吉に対する夏目の一途な想いに、社長が根負けしたという話もある。いずれにせよ、結婚発表に関しては、仕事関係者に筋を通すまで絶対に漏らさないことが条件だったといわれ、2人は約束を守ったわけです」（同）
有吉との結婚を機に、夏目の芸能活動はどうなるのか。最新情報を入手した。
「芸能界引退です。ケジメとして、そういう形になるようです。『あさチャン！』と『バンキシャ！』は10月までに降板する方向。夏目はもはや芸能界に未練がないそうです」（放送作家）
〝おめでた話〟も早そうだ。