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なぜ?大手芸能プロ「アミューズ」山梨県移転の裏事情~銭で見えてくる『テレビ・芸能マル秘報告書』

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アミューズ  (C)週刊実話Web

「アミューズ、お前もか…」

いまだ収束しないコロナ禍は、芸能プロダクションの懐事情にも大きな影響を与えている。人材派遣大手のパソナグループなど、本社機能を地方に移転する企業が相次ぐ中、芸能界最大手プロダクションの1つで、東証一部にも上場している『株式会社アミューズ』が山梨県に移転するという。今年7月をめどに東京・渋谷から引っ越すというのだ。

「山梨県富士河口湖町にある西湖の湖畔に、新しい拠点を造るそうです。敷地面積がおよそ8800平方メートルで、閉館したホテルの施設を利用。撮影や映像編集ができる部屋もあり、来訪者用の宿泊施設も作る予定だというのです」(事情通)

ご存じ、アミューズは福山雅治や星野源などの有名アーティストや、吉高由里子ら人気俳優が多数所属している。そもそも、テレビ局のある東京を離れ、なぜ山梨県に移転するのか?

“自主的に社員を辞めさせる”ための手法…

「現在、アミューズは渋谷の高層ビル内にある本社事務所を賃借しており、毎月5000万円以上を支払っているそうです。しかし、このコロナ禍で、事務所に出社する社員は3分の1以下になり、リモートで作業できることが証明されたわけです」(芸能プロ関係者)

そんな芸能大手のアミューズに囁かれているのが、リストラ断行説だ。

「2019年の売り上げは約600億円以上もあったそうです。収益の大半はコンサートや舞台、CM収入が中心。しかし、コロナ禍で激減し、最新の21年3月期決算は約200億円近い減収が想定されている。このままでは最悪、回らなくなると考えているのです」(同・関係者)

さらにこんな話も…。

「山梨移転は、必要のない社員のリストラを誘導しているという声があります。東京から山梨ですからね。毎日通うのは基本無理。だったら、退社しますという社員が出てくる。アメリカでは、自主的に社員を辞めさせるための、ポピュラーな手法です。勘繰りたくもなりますね」(同)

今回の移転は吉と出るか、それとも…。

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