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仕事激減で女優生命の危機! 泉ピン子に“あの問題作”主演説

泉ピン子
泉ピン子(C)週刊実話Web

NHKの連続テレビ小説『おしん』などを手掛けた脚本家の橋田壽賀子さんが95歳で亡くなった。

橋田さんは、今年2月下旬から「急性リンパ腫」の治療のため、東京都内の病院に入院。その後、自宅のある静岡県熱海市内の病院に移り、治療を続けていたが、病状が急変し、今月4日の午前に息を引き取った。

臨終の際、ベッド脇には泉ピン子が付き添い、最期を看取ったと報じられている。

「ピン子は、橋田さんの代表作の1つ『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)などに出演し、〝橋田ファミリー〟の女帝として君臨。ピン子も熱海の橋田さんの自宅近くに移住していました。今回も各社の取材に対し、《昨日意識がなくなったとき、「ママ」って呼ぶ私の声が聞こえたのか、最後に目を見開いたんです。それが最後でした。クルーズ旅行に行くとき、お正月に着ていたお気に入りのドレスと、橋田文化財団を設立したときに作った松竹梅の思い出のドレスを着せて、私がお化粧をしてあげて、旅立ちました》とコメントするなど、まるで遺族のような振る舞いを見せています」(芸能記者)

ピン子にとっても代表作だった『渡鬼』が継続不可能になったことで、仕事激減が予想され、女優生命の危機かと思いきや、新たな代表作となりそうな作品へのオファーが噂されているという。

コンプラ問題で引き受ける役者がいない

「長引くコロナ禍で、テレビ視聴者の心も沈みがち。こんなときに求められるのはコメディー作品なんです。言いたいことも言えないような閉塞感のある時代には、歯に衣着せぬ物言いの主人公が求められている。そこで、いまリバイバルが検討されているのが『意地悪ばあさん』なんです」(制作会社スタッフ)

同作は、『サザエさん』で知られる長谷川町子原作の4コマ漫画『いじわるばあさん』を実写化。これまで、日本テレビ系やフジテレビ系で何度もドラマ化されており、1980年代に放送されて一世を風靡したバージョンでは元東京都知事だった青島幸男さんが主演し、ハマリ役となった。

「青島さんの死後、市原悦子が主役を演じましたが、人の良さが出てしまい、いまいちハマりませんでした。しかし、現場での若手イビリの噂など、数々の武勇伝があるピン子さんなら、青島さん以上のハマリ役になりそう。まずは、単発のスペシャルドラマからスタートして、数字次第では連ドラもいけますよ」(同)

確かに、コンプライアンスでガチガチの令和の時代に、この役を引き受けられるのは彼女以外に考えられない。

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