テレビ復帰に喜べない徳井義実と対照的な宮迫博之~銭で見えてくる『テレビ・芸能マル秘報告書』

世間の度胆を抜いたのが日本テレビの決断だ。

昨年10月、東京国税局から税務申告漏れなどを指摘され、芸能活動を自粛していたお笑いコンビ『チュートリアル』の徳井義実を、GP帯で正式復帰させたのだ。

「10月14日に放送された、『今夜くらべてみました』2時間スペシャルで復帰したんです。本来は9月に予定していたが、8月に放送された、同局の『東野・岡村の旅猿』にゲスト出演した際、想定外のバッシングを喰らったんです。あまりの反響にスポンサーが悲鳴を上げ、復帰が延びました」(テレビ局関係者)

注目の番組視聴率だが…。

「スペシャルということで注目を集めましたが、結果は10.3%。通常回で9~10%なので、大した差は出なかったことになる。正直、多くのスタッフが落胆していた」(同)

ちなみに今回の徳井のギャラだが、しっかり1本100万円近い出演料を手にしたという。

徳井義実と対照的な『雨上がり決死隊』の宮迫博之

「本来はギャラの値下げなどを日テレは通告すべきなんですが、なぜか吉本興業には甘いんです。視聴者のバッシングを覚悟で徳井の復帰を手助けしたわけです」(芸能プロ関係者)

意気揚々と表舞台に復帰を果たした徳井。今後、待ち受けるのは、国税局の監視体制だという。

「一度、目をつけられたら最後、定期的に調べが入ります。ましてや今はネット社会。パソコンから一発でお金の流れを把握できるんです」(関係者)

そんな監視地獄の徳井と対照的なのが『雨上がり決死隊』の宮迫博之。昨年6月、闇営業問題の責任を背負わされ、吉本興業を契約解除された。

「残念ながら、テレビへの復帰はいまだにかなわない。しかし、現在はユーチューバーで生活費を稼ぎながら、自由気ままに生活している。年収は1億円近くから1000万円程度に下がったが、監視されている徳井と比較したら100倍ましでしょう」(放送作家)

3年後、笑っているのは徳井か、それとも宮迫か?