『とくダネ!』MC候補に浮上したカズレーザーなら視聴率3%アップ?~銭で見えてくる『テレビ・芸能マル秘報告書』

人気芸人のカズレーザーが一躍スターダムに躍り出ようとしている。来年3月をもってフリーキャスターの小倉智昭が『とくダネ!』(フジテレビ系)から降板することを受け、有力な後任候補として名前が取り沙汰されているのだ。カズレーザーは『とくダネ!』の火曜日スペシャルキャスターを務めている。ところが、10月2日から金曜日も兼任。週2日間にわたり番組に出演しているのだ。

「現在のギャラは1日当たり40万円~。2日間出演しても100万円には達しない。コメンテーターはこの程度です。やはりMCにならないと、地位やギャラは上がらない」(関係者)

今後、フジテレビはカズレーザーの出演回数を増やしていく予定だという。

「まさに試用期間という認識です。来年3月まで半年ある。調子がよければ、来年1月に水曜日も担当してもらう予定。その勢いをかってメインに就任してもらう算段だ」(同)

それにしても、フジテレビはまだ一介の芸人にすぎないカズレーザーを局の基幹番組である『とくダネ!』のメインキャスターになぜ抜擢したいのか?

カズレーザーが出演すれば視聴率1~3%アップ!『とくダネ!』MCになれば…

「カズレーザーは西の名門・同志社大学出身のインテリ芸人です。政治から文化にいたるまで、すべてにまんべんなく語ることができる。クイズ番組に出演して優勝するのはガチ。潜在視聴率も非常に高い。彼が出演するだけで番組視聴率は最低1~3%アップするんです。クイズ番組に引っ張りだこの理由です」(制作会社プロデューサー)

さらにこんな話も。

「ここだけの話、『スッキリ』(日本テレビ系)に出ている加藤浩次はいつ、メッキが剥がれ落ちるか分からない。そんな加藤と比較したら、学歴もあるカズレーザーは本物。とにかく、テレビのことを知り尽くしていることが大きな武器」(編成幹部)

ここまでカズレーザーにほれ込んでいるフジテレビ。当然、破格の条件が提示されているという。

「2時間拘束で120万円~。年間で約3億円近いギャラが事務所に支払われる。手数料を引いても、彼の手元には2億円近くが残る計算だ」(事情通)

ところが、ここにきて意外な事実が発覚した。カズレーザーはいまだフジのオファーを受けるかどうか迷い続けているというのだ。

「MCを務める場合、フジ側がトレードマークの金髪と赤い衣装にNGを出したからです。カズレーザーにとって金髪と赤い衣装は、一般人には絶対に理解できないこだわりがある。人気コミック『コブラ』の主人公を意識しているんです。まさに人格そのもの。カズの生き様を象徴しているのです」(芸能関係者)

断れば、とくダネだ。