NHK紅白歌合戦が史上初の“無観客”で『鬼滅の刃』珍企画が実現か?

NHKは先ごろ、今年の大みそかに放送予定の『第71回NHK紅白歌合戦』について、無観客で放送することを正式に発表した。

1951年1月に第1回が開催された「紅白」の歴史の中でも、無観客は史上初。例年通りNHKホールで開催し、生放送となるが、放送時間は午後7時30分から午後11時45分までで、近年、定着していた午後7時15分開始から繰り下がり、15分短縮となる。

出演交渉は、局側とアーティスト側のスタッフが直接対面することなく、メールで交渉。リハーサルも、例年であれば大みそかまで3~4日の日程で報道陣を入れて実施し、ホールの通路で出場歌手の囲み取材が行われていたが、その方式も見直すことを検討しているという。

「3密回避のため、フルにスペースを使うことが検討されています。NHKホールの客席はもちろん、同局敷地内の駐車場を使用するプランが浮上。その分、大掛かりなセットを組むことも可能でしょう」(放送担当記者)

批判覚悟でNHK紅白歌合戦が『鬼滅の刃』ブームに丸乗り!?

始まる前から盛り上がりに欠けそうな紅白だけに、それなりに視聴者を引きつけられるような企画を用意することが必要だが、となると、あのブームに乗っかるのが得策のようだ。

「映画の公開わずか3日間で興行収入46億円を突破した『鬼滅の刃』に丸乗りでしょう。アニメ版・映画版の主題歌を歌うLiSAの出番が増えそうです」(音楽業界関係者)

そして、賛否両論を集めた珍企画も復活しそうだとか。

「2016年に映画『シン・ゴジラ』が大ヒット。その年の紅白では『X JAPAN』のYOSHIKIがNHKに迫り来るゴジラをドラムの連打で撃破するという珍企画に対し、ネット上で賛否両論が巻き起こりました。今回も批判覚悟でYOSHIKIが『鬼滅の刃』に登場する鬼たちを倒す光景が見られるかもしれませんね」(同・関係者)

紅白も“鬼滅色”に染められそうだ。