演歌歌手の都はるみと俳優の矢崎滋が東北のビジネスホテルで同棲生活を送っていると、写真週刊誌『フライデー』が報じた。男運が悪いと言われたはるみに、やっと春が訪れた。
「はるみは前夫の朝月広臣さんの女癖の悪さに泣かされて離婚。再婚したいと思っていたビジネスパートナーの中村一好さんは自殺している」(音楽関係者)
1964年に『困るのことヨ』で歌手デビューしたはるみは、同年『アンコ椿は恋の花』がミリオンセラーを記録し、日本レコード大賞新人賞を受賞した。73年、コロムビア音楽芸能からサンミュージックへ移籍。76年には『北の宿から』で日本レコード大賞を受賞し、『NHK紅白歌合戦』の大トリを初めて務めた。
「朝月さんは、はるみと同じ64年にデビューしている元歌手。交際はサンミュージック移籍後からのようですが、事務所に猛反対されていた」(同)
はるみと朝月さんは周囲の反対を押し切って、79年にハワイで極秘挙式。すでに歌手活動を休業していた朝月さんは、彼女に資金を援助してもらい東京・銀座でオーダーメードの紳士服店をオープンした。
“普通のおばさんに戻りたい”の名言を残して引退
「朝月さんは夜の銀座の魔力に惹かれ、仕事そっちのけでクラブ遊びに夢中になった。朝月さんの浮気もバレて、夫婦喧嘩は絶えなかった」(元友人)
結局、朝月さんとは82年に離婚したが、はるみは担当ディレクターだった妻帯者の中村さんと親密な関係になっていた。
「再婚願望が強かったはるみは、84年に『普通のおばさんに戻りたい』と名言を残して引退したんですが、中村さんの妻は離婚に応じませんでした」(同)
結婚を諦めたはるみは87年に芸能界復帰。中村さんと二人三脚で歌手を育てるプロデューサーとして活動した。しかし、2008年に中村さんは首吊り自殺。翌年には前夫の朝月さんも膵臓がんで亡くなった。
「はるみと矢崎が知り合ったのは、新宿コマ劇場の座長公演(08年)での共演。陰で彼女を支えてきたのでしょう」(芸能関係者)
恋の花は実るか。
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