最近はすっかり名前を聞く機会が減ったアイドルグループ『ももいろクローバーZ』が今年、巻き返しを図ろうと躍起だという。
「ももクロファンを公言するプロ野球選手・田中将大が日本球界に復帰。さらに阪神タイガースの大型ルーキー・佐藤輝明もももクロファンであることから、すり寄って便乗しようと必死です。女性グループでは初の国立競技場ライブ、そして3年連続のNHK紅白歌合戦出場を決めた2014年がピークでした。翌年、紅白に落選したのをキッカケに、18年にはメンバーの有安杏果が脱退するなど下り坂。一部の根強いファンを除いて、話題に上がることはめっきり少なくなりました」(芸能記者)
往年の人気を取り戻すため、今年は最後のチャンスかもしれない。ももクロの名前を日本中に広める原動力となった田中が楽天に復帰し、ヤンキース時代よりもコラボが容易になったのは間違いないだろう。
「阪神で活躍が期待されている佐藤輝がファンと言ってくれたのが大きい。早速、便乗できないものかと、ももクロは売り込みをかけていますよ」(芸能プロ関係者)
佐藤輝は開幕2日目の3月27日、プロ初ホームランを放ち、ももクロの「Zポーズ」をしてくれたのだから、鼻息が荒くなるのもしかたがないだろう。
その名もズバリ『田中将大』をリリース
「プロ野球の開幕と合わせるように、阪神ファンが多い関西ローカルの『桃色つるべ』(関西テレビ)で、初期メンバーの早見あかりが脱退後、地上波で初共演しました。今年は勝負の年と位置付けており、出し惜しみしないで攻めていくということ。さすがにケンカ別れした有安との共演はないでしょうが…」(テレビ局関係者)
2月には田中へ贈った応援歌を収録したアルバム、その名もズバリ『田中将大』をリリース。さらに佐藤輝という〝金脈〟も見つかった。このままオワコン一直線か、それとも奇跡の大復活を果たすことができるか――。グループの命運をかけて、なりふり構わない便乗商法がスタートしそうだ。
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