昨年6月にジャニーズ事務所を退所した元『NEWS』の手越祐也が3月22日、知人のYouTubeチャンネル動画に出演。その中で、「テレビとYouTube、どちらが稼げますか?」との質問に対し、手越は「圧倒的にYouTubeっす」と答え、物議を醸した。さらに「YouTubeは再生回数という形で反応が目に見えて出るが、テレビって視聴率が高かろうが低かろうが、基本的にギャランティー決まっているから変わらない」とも発言した。
至極もっともな話にも聞こえるが、しかし、それはメディアの特性によって違うはず。
「例えば、テレビで無名の芸人が10分間おもしろいことをやって視聴率20%という高視聴率を取ったとする。でも、それはすでに決まっている出稿料(広告費)の予算の中で制作費が出るもので、視聴率が高くても低くても出演料は変わらないのです」(テレビ雑誌編集者)
テレビはNHK以外、受信料がなく、民放は広告が取れなければギャラなど上がらない。
「たとえ視聴率が良くても下品な内容だと一流のCMが付きにくい。イメージが落ちるので、CMスポーサーが嫌がるのです。ただNHKが受信料を取れるのは、総務省が管轄する特殊法人で、いわば半分国営。あまりに下卑たこともできないのです」(同・編集者)
高いと見るか安いと見るか…
もっともYouTubeチャンネルに限れば、動画を作るのはほとんど個人。基準さえ守れば、それが再生回数(広告再生)によってギャラがもらえる仕組みになっている。
「1回の再生は0.1円前後。再生の多さによって多少増減があります。単純にいうと100万回再生させて10万円。これを高いと見るか、安いと見るかです」(エンタメ誌ライター)
手越の最近1週間の再生回数は、24日が35万回(3万5000円)、22日が106万回(10万6000円)、19日が18万回(1万8000円)、16日が166万回(16万6000円)、15日が38万回(3万8000円)。合計36万3000円ナリ。
「いつも100万回再生できれば10万円で、週休2日で月220万円。でも〝もうかる〟手越でさえ1万円の日もある。彼は超高級マンションに住んでいるので有名。1週間に36万円ちょっとしか稼げないのに、本当は生活アップアップなのでは?」(ジャニーズライター)
やはり、モノスゴイ額の貯金を持っているのだろうか。
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