社会

住吉会と道仁会――結束強化の裏側! 親戚縁組から初の顔合わせ

住吉会と道仁会――結束強化の裏側! 親戚縁組から初の顔合わせ
住吉会と道仁会――結束強化の裏側! 親戚縁組から初の顔合わせ (C)週刊実話Web

外委員長率いる千葉県の共和一家本部を訪れていた。

鉄製の門戸が重々しい音を立てて開けられると、敷地内には出迎えの態勢を整える最高幹部らの姿があった。暖かな陽気となり、玄関前に立ち晴天を仰ぐ関会長の表情も穏やかだった。

数分後、警戒に訪れていた地元の千葉県警や警視庁の捜査員らに緊張が走った。共和一家へと通じる道に、高級セダンを先頭とする7台もの車列が現れたのだ。

次々に本部の敷地内へと滑り込み、それぞれの車両からスーツ姿の関係者が降り立った。先頭車両からは道仁会・小林哲治会長(福岡)が姿を現し、関会長と挨拶を交わしたのち、本部内へと入ったのである。

「住吉会と道仁会は先頃、五分の兄弟会という親戚縁組を結んだ。今回はその顔合わせのため、トップと最高幹部同士で席を持ったようだ」(関東の組織関係者)

本部内では食事会が行われ、小林会長が再び外に姿を現したのは、到着から1時間半後のことだった。車両に乗り込む間際、関会長が住吉会最高幹部の一人を小林会長に引き合わせる場面も見られ、双方の信頼関係の深さがうかがえた。

「住吉会・加藤英幸総本部長(幸平一家十三代目総長)の推挙があっての親戚縁組だった。小林会長と加藤総本部長は長年、交流を重ね、関東最大の住吉会、九州最大の道仁会との関係強化に繋がった。両組織の固い結束は、業界内の情勢にも影響を与えるはずだ」(同)

稲川会とのトラブルは…

一方で、群馬県での衝突を発端に、〝親戚解消〟の可能性まで示唆された住吉会と稲川会(内堀和也会長=東京)のトラブルに関して、19日、トップ同士が話し合いの場を持ったという。

「今回の問題は、一昨年1月に起きた神奈川県川崎市での稲川会系幹部銃撃が本題になっていき、双方の最高幹部が二度にわたってテーブルについたが、まとまらなかった。3月18日には稲川会が本部で緊急執行部会を開いており、今後の方針が話し合われたようで、当日は弘道会の竹内照明会長も陣中見舞いのため、稲川会本部を訪れたと聞く。緊張状態が続いていたが、翌19日、関会長と内堀会長が顔を合わせ、住吉会最高幹部の謹慎、幸平一家幹部の処分という内容で手打ちになった」(他団体幹部)

主要組織である住吉会と稲川会の間に張り詰めていた緊張が解け、本格的な春の訪れとともに、関東に平和が戻ったのである。

あわせて読みたい