日本テレビ上層部が頭を抱えている。女優・菅野美穂主演のドラマ『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(同系)が、視聴率が振るわないまま最終回を迎えてしまったからだ。結果は平均世帯視聴率8.7%と、惨憺たるものだった。
「初回こそ視聴率10.3%と二桁ギリギリでスタートしたものの、その後は8~9%台。SNSなどに3000万円の予算を投入して番宣番組を制作してもダメだった」(制作関係者)
日テレ上層部が、ここまで視聴率を気にした理由は、実に分かりやすい話だった。今年の大みそかに放送が予定されている『ガキの使い!大みそか年越しSP 絶対に笑ってはいけない○○24時』の超大物ゲスト枠に、菅野の出演が早くも局内で取り沙汰されていたのだ。
そもそもの始まりは、昨年末に出演した『ガキの使い!大みそか年越しSP 絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時』だった。
女優業に自信をなくしてしまった!?
「菅野はドラマの番宣絡みで出演したのですが、変顔や白目を見せてタコのように踊ったり、とにかく半端じゃないハジけ方をしたんです。あまりの熱演ぶりに、ダウンタウンの2人も大ウケしていました」(同)
もともと、同番組の大ファンだったという菅野。その勢いも加勢し…。
「『今年もまた出たい!』と、ドラマのスタッフに直訴したのです。『ガキ使』の収録は本当に楽しかったそうで、日テレのスタッフは、この話を真に受けてしまったわけです」(事情通)
もっとも、菅野サイドからは、ある条件が提示されていたという。
「ドラマの最低視聴率を10%台の二桁に乗せることが絶対条件だったのです。しかし結果は一桁。菅野は女優業に自信をなくしてしまったそうです。テンションとプライドの高い女優ですからね」(ドラマ関係者)
現在、日テレサイドはダメ元で出演オファーを投げ掛けているというが、果たして…。