
検察官「あのホテルはどういうラブホテルですか?」
被告「古いホテルで、40年くらいの歴史があります」
検察官「SMプレイ用のホテルですか?」
被告「まー、そうですね…」
先ごろ、東京地裁で開かれた公判。こんな恥ずかしいやり取りをしていた被告は、若者に大人気のファッションブランド『シュプリーム』販売会社の日本法人で代表取締役を務める大村健一被告(52)だ。
「アメリカのスケートボードショップが展開するファッションブランドで、商品が軒並み販売価格より高騰するため、〝転売屋〟が横行。人気のアイテムは数十万円で取引されるほどです」(別のブランド関係者)
昨年12月18日深夜、大村被告はポーチに薬物を入れ、車で麻布のラブホテルに到着。客室内でカプセル状の覚せい剤を水で飲み、車に戻ろうとしたときに職務質問を受けた。
「車には、風俗嬢を呼んでSMプレイに使うための道具を積んでいたそうです。現場のホテルは、拘束イスや磔の器具が設置されており、マニアの間では有名な場所です」(風俗ライター)
「自意識過剰」と裁判官を呆れさせ…
薬物使用は初めてだったと主張する大村被告だが、にわかには信じ難い。
被告「中目黒のラーメン店でたまたま隣になった外国人に英語で話し掛けられて、プリペイド携帯を売られた。その後、携帯にその外国人から電話が来て『覚せい剤を買わないか』と言われた」
携帯のSIMカードは家宅捜索前に破壊されており、「このことを話すと家族に危害を加えると言われた。売人が怖かった」などと言い訳したが、裁判官から「よく分からない外国人から携帯を買ったんですよね? 向こうもあなたのことが分からないんじゃないの?」とツッコまれる始末。
それでも被告は「ラーメン屋で密売人に会った時、自分は、全身自社ブランドの服を着ていたので(会社の代表だと)一目瞭然なんです!」と言い張り、裁判官を「自意識過剰なんじゃないの?」と呆れさせた。
苦しい弁解に終始した大村被告には、懲役2年、執行猶予3年の判決が言い渡されている。
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Kuznechik / Shutterstock
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