西村紗江子 (C)週刊実話Web
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オーガナイザー『ミセス・オブ・ザ・イヤー』創設者/西村紗江子インタビュー〜国際線CA、大手芸能プロ幹部、そして…

先ごろ(9月24・25日)日本で最も新しいコンテストの日本大会が幕張メッセ(千葉県)で開催された。その名も『ミセス・オブ・ザ・イヤー』。コロナ禍中の2020年に第1回が開かれ、今年で3回目。


その創設者である西村紗江子氏が今回のゲストだ。元国際線のCAで、転職後は某大手芸能プロダクションで幹部にまで昇り詰めた女性である。なぜこのようなコンテストを開こうと考えたのか? そしてご自身の美女っぷりも大調査。読者の皆さんの〝審査〟はいかに!?


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――ミセスのコンテストといえば、美魔女コンテストなどたくさんあります。それらとの違いはどこにあるのでしょう?


西村 まず、私が始めた『ミセス・オブ・ザ・イヤー』には、本当にさまざまな方がエントリーしてくださいます。若さを見せつけるだけじゃなく、「人生にストーリーを持つ女性たちの生き方の祭典」であるところが大きな違い。たとえば昨年は新潟県の予選に99歳の女性がエントリーされて特別賞を受賞されました。今年は7児のママや不慮の事故で片腕を付け根から失った女性も。軽やかにランウェイを歩き、立派なスピーチをされて会場は大いに盛り上がりました。


――コロナ禍で始めたことに反対も多かったのでは?


西村 「絶対に無理」「やめておきなさい」と多くの方に言われました。私自身、音楽系のエンタメ業界で会社を経営していたのですが、大きな負債を抱えていました。とても新しいことを始めるタイミングではないというのが常識だと思います。


でも、エンタメの持つ力を信じたかった。音楽なら3分で人の心を前向きにし、映画には人生を変える力もある。いいイベントは人の気持ちを1つにして前へ進むパワーがあると信じていました。そう考えた理由は、コロナ禍の前に全国各地の女性に話を聞いた経験があったからなんです。すごく魅力的で高い能力があっても、人の目が気になってそれを生かす場がない女性が本当に多かった。この女性たちが一歩踏み出すお手伝いをしたいと、『ミセス・オブ・ザ・イヤー』を立ち上げたんです。


それに対して、コロナはむしろ味方でした。巣ごもり生活の中で私のメッセージがネットを介して口コミで広がり、最初の年で408人がエントリー。翌年は1024人、今年は47都道府県で予選を行い、1303人が自分の意志で参加してくださったんです。

『やまとなでしこ』が私生活

――メッセージとは?


西村 大会のコンセプトです。「自身のリミットを作らず、エイジレスにボーダーレスにジェンダーレスにチャレンジをし続ける、愛と感謝にあふれた女性になろう」と呼びかけました。


――みなさん、家族の反対はなかったのでしょうか?


西村 最初は内緒で応募してくる方が多いです。「長い間、口紅しか塗ったことがありません」とか「ヒールなんて1足もない」というような方が多く、あとから知った旦那さんに「恥ずかしいからやめろ」と言われた方も。でも、レッスンを重ねて自信を持つようになると、家族の方の意見も変わってくるんです。一歩踏み出すと、オーラが出てくる。旦那さんも「最初は反対したけれど、出てくれてよかった。本人が生き生きしてるし、家族も明るくなった」とおっしゃってくれてます。


――ご自身の経歴も華麗ですね。前職はCAとお聞きしました。


西村 神戸の大学を出て、国内の航空会社で国際線のCAをしていました。世界でいろいろな女性を見てきたことも、『ミセス・オブ・ザ・イヤー』を立ち上げた動機につながっていると思います。たとえばイタリアでは年配の女性がビーチで堂々とビキニを着ている。横にいるパートナーも彼女を愛おしく誇らしげに見ていますよね。日本では考えられない。いいなぁと思っていました。


――国際線のCAなら、さぞかしモテたでしょう。


西村 そういう実感はなかったんですけど、機内で名刺をいただいたり、毎日のように合コンのお誘いはありました。ちょうど松嶋菜々子さんのドラマ『やまとなでしこ』(フジテレビ系)が放送された頃で、あれがそのまんま私生活みたいなものでした。手当などでお給料は50万円以上いただいていたのに、ご飯代とかタクシー代を払ったことがないくらいでした(笑)。

朝から晩までスカウトの日々…

――結婚はしなかった?


西村 はい、その後、チーフパーサーにもなりましたが、結婚は一度もしてないです。仕事が忙しかったのと、1人でいるのが好きなので、いろいろと面倒なのがイヤなんです。正直、30代の記憶がまったくないくらいに働きずくめでしたから。


――どうして転職を?


西村 CAは30歳までと決めていたので、以前から興味のあったエンタメ業界に転職しました。ゼロからのリスタートでしたが、大手の芸能プロ2社で幹部にまでさせていただきました。私がスカウトしたタレントさんは今でも第一線で活躍されています。


――畑違いの分野でどうやって成功を?


西村 お給料は半分以下に落ちましたが、なんとしても実績を作ろうと、朝から晩まで原宿・竹下通りでスカウトする日々でした。毎日見ていると、目が肥えてくるんですね。綺麗な子はたくさんいるけれど、「時代と握手する人がいるんだな」ということに気づきました。そこで養われた目も、今の活動に生かされていると思います。


――仕事にどっぷりという感じですが、最後に男性から口説かれたのはいつ?


西村 えぇっと…1カ月くらい前ですね。あれは久々にドキドキしました(笑)。ただ、面倒くさがりの性分が邪魔をして首を縦には振りませんでしたけど。


――どういう男ならいい?


西村 一流商社マンとか肩書の立派な方にも言い寄られましたが、実を言うとエリートじゃない、ハングリーな感じの男性に魅力を感じるんです。タレントに例えるなら原石のような。年配の女性で「若い男がいい」という人もいますが、私は一緒の価値観で生きたいので、同じくらいの年齢の方がいいですね。例えばそういう人と旅行に行ったとして、現地では自由行動。夜だけ一緒に過ごせるような人がいいかな(笑)。


――いかにも自立した女性のイメージですね。