
専属契約を結んでいた芸能事務所のプロデューサーによるセクハラで精神的苦痛を受けたとして、歌手の「愛内里菜」として活動していたタレントの垣内りかが、同事務所『ギザアーティスト』(大阪市)に1000万円の損害賠償を求め、大阪地裁に提訴していたことが報じられた。
垣内は事務所側と専属契約を結び、1999年5月から2010年12月まで、「愛内里菜」の芸名で歌手活動。この間、創業者の男性役員から性的な行為に応じるよう繰り返し求められ、頻繁に無理やり体を触られるなどしたため、ストレスで過呼吸になったり、じんましんが出たりすることもあったと主張。同男性による一連の行為がセクハラやパワハラに当たると指摘した上、事務所側が必要な措置を取らず、専属契約を結ぶアーティストへの安全配慮義務を怠ったとしている。
「同社に所属前は鳴かず飛ばずでしたが、所属して積極的にテレビ出演をこなすことで知名度がアップ。人気アニメ『名探偵コナン』に楽曲が起用されるなど売れっ子になり、03年にはNHK紅白歌合戦に13作目のシングル曲『FULL JUMP』で初出場を果たしました。このときの対戦相手は同じく初出場だった『EXILE』で、楽曲は『Choo Choo TRAIN』でしたから、彼女の当時のミュージック界での高いポジションがうかがい知れますね」(音楽誌編集者)
元事務所サイドは徹底抗戦の構えだが…
その後、「愛内里菜」は2010年12月31日をもって、歌手活動を引退。理由は自身の甲状腺の病気だと公表した。
元事務所サイドはマスコミ各社に対してコメントを発表。「社内で事実関係を調査した結果、御主張されている様な事実はありませんでした」と否定し、今後は徹底的に法廷で争う構えだが、何やらキナ臭い雰囲気が漂っている。
「引退から10年以上経過して突然の提訴とあって、垣内1人の意向とは思えない。おそらく、同社と何らかのトラブルを抱えている人物が黒幕となって、垣内にあれこれ吹き込んでいる可能性がありそうです」(芸能記者)
いずれにせよ、法廷闘争は長期化しそうだ。
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