フジテレビ (C)週刊実話Web
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大谷翔平選手の自宅に日本人が殺到!? 夏休みに“観光スポット化”する可能性大

日本テレビとフジテレビが、MLBで活躍する大谷翔平選手の自宅周辺を過度に取材し放送した問題が、未だに波紋を広げている。

両局は、大谷選手が購入した12億円の豪邸について、空撮映像の他に自宅前からのレポートやご近所さんへのインタビュー映像を放送。これに激怒した大谷選手サイドが、両局に対してドジャースから貸与する「取材パス」を凍結し、大谷選手の過去素材を使用しないよう通達したと、6月12日に講談社の『現代ビジネス』が大々的に報じた。

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両局は、この問題についてのコメントを控えていたが、21日になってフジテレビはスポーツ新聞の取材に、取材パスを失ってドジャースの取材ができなくなった事実はないと回答。話が二転三転しているが、実際のところどうなっているのか?

複数の民放テレビ局に出入りする、制作会社幹部が内情を明かす。

「フジ、日テレともにドジャースの取材はできるようですが、大谷選手個人についてはマネージメント会社がNG媒体にしているとか。取材パスは凍結されていないが、両局は当面の間、大谷選手に個別取材が出来ないのは事実のようだ。特に日テレは、今年の『24時間テレビ』で大谷選手の特集をする予定で、このまま取材NGが続けば企画はお蔵入りになるだろう」

日テレとフジの責任問題が拡大!?

 取材パスは凍結されていないとはいえ、大谷選手の怒りは凄まじいもので、日本テレビもフジテレビもすぐに関係修復は難しい状態のようだ。両局とも、大谷選手のマネージメント会社に対して謝罪し、取材を受けてもらえるように土下座外交をしているようだが、快い返事はもらえていないという。

それどころか、今以上に大谷選手と両局の関係が悪化する可能性があると、スポーツ紙の記者が裏事情を語る。

「これから夏休みを迎え、日本からアメリカに旅行する観光客も増える。そうなれば、日テレとフジが流した情報をもとに大谷選手の自宅を特定し、多くの日本人が押し寄せる可能性大です。そうでなくても、すでに現地には日本での放送を見て押しかけているファンもいるもよう。大谷選手の自宅が観光スポットになるようなことがあれば、再び日テレとフジは責任を問われることになりそうです」

一部報道では、日本テレビもフジテレビも、地元のLAタイムズとローカル局が地名入りで報道済みだったので問題ないと判断したといわれる。

他がやっているから大丈夫だろうと報じた結果、かなりの痛手になったようだ。