以前から、まっとうで強烈な政治的発言が注目されていた歌手で女優の小泉今日子が、6月22日深夜放送のJ-WAVE『TOKYO M.A.A.D SPIN』に出演。20日に告示された東京都知事選（7月7日投開票）について言及した。

今回は過去最多の56人が立候補し話題になっているが、「そこを私はふざけないでほしいの。未経験者もいそうだし…」と指摘。

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立候補については、「資格が必要だと思うんですよ。筆記試験とか、ある程度のね。ちょっと、ほんとにかつて（内田）裕也さんも思い出すけど…裕也さんはふざけてないとは思うけど。面白いからやってみようみたいな人がいるとしたら、ほんとにやめてほしいと思う」などと、語気を強めながら私見を述べた。

「相変わらず、政治への関心が高いようだが、小泉のような影響力のある有名人が啓発して政治に関心を持たせないと投票率が上がることはないだろう。とはいえ、やり過ぎると仕事に悪影響を与える。ただでさえ小泉は、すでに元妻との離婚が成立した俳優の豊原功補との“不倫宣言”でテレビから遠ざかっていましたからね」（芸能記者）

地上波の仕事を続けるためには…

小泉といえば、女優の小林聡美とのコンビによる連続ドラマ『団地のふたり』が、NHKのBSなどの「プレミアムドラマ」枠で、9月1日から放送されることが発表されている。

また、一部報道によると、小泉が主演を務めた、2012年と14年に放送された“大人の青春”を描いたフジテレビ系ドラマ『最後から二番目の恋』の続編が25年に放送予定だという。

「NHKは総合での放送ではないからまだいいが、地上波のフジに出演となると、さすがに政治的発言を続けていてはマズい。決して本意ではないだろうが、今後しばらくは政治的発言を控えざるを得なくなるでしょう」（同）

小泉は、歌手の坂本美雨がパレスチナ・ガザ人道支援の義援金を集めるためのオークション企画『Watermelon Seeds Fundraiser』に、ミュージシャンのUA、加藤登紀子らとともに参加することも発表されている。

政治的発言は控えても、こうした行動で世直しを続けてほしいものだ。