杉咲花と若葉竜也が共演するドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』（フジテレビ系）の最終話が6月24日に放送。2人はハッピーエンドを迎えたが、視聴者待望のキスシーンはおあずけになった。

ドラマは、事故によって記憶が1日でリセットされる脳外科医・川内ミヤビ（杉咲）が、アメリカ帰りの脳外科医で婚約者・三瓶友治（若葉）との出会いをきっかけに、医師として再生していくストーリー。

【関連】元AKB48・野呂佳代『アンメット』で一人勝ち！ 女優として大ブレークも唯一の懸念点は… ほか

最終話では、ミヤビが激しい頭痛に倒れて症状が悪化し、記憶が数時間しかもたなくなる。脳梗塞が完成し、切迫した状況のなか、あきらめきれない三瓶は、限られた時間でミヤビの手術の練習に没頭。しかし、ミヤビの気持ちを察した津幡（吉瀬美智子）から、「彼女が望んでいることをしてあげて」と言われ、残りの時間を一緒に過ごすことを決める。

「脳梗塞が完成するも、わずかな希望を頼りに緊急手術が行われ、ミヤビは一命をとりとめました。記憶が失われるかもしれない状況のなか、目が覚めたミヤビが三瓶の問いかけに『わかります』と涙ながらに返答。ハッピーエンドを迎えたわけです」（ドラマライター）

キスシーン無しでも「愛が痛いくらいに伝わってくる」

ミヤビと三瓶は男女を超えた特別な関係だとわかる描写が多数あったものの、それゆえに恋愛ドラマのお約束とも言えるイチャイチャシーンはなかった。

「最終回でハグやキスといったシーンはナシ。ミヤビが返答するシーンでタイトルバックが表示され、幕を引いた。これまでの話で、三瓶からハグをしたことが1度だけあったものの、信頼を意味するようなハグ。ましてやキスや身体の関係を匂わせる描写は、一切ありませんでした」（同・ライター）

それでも視聴者からは、《キスシーンないのにどんなドラマより2人の愛が伝わってきた》《キスシーンなくても Loveが伝わってきた。むしろキスシーンあったら半減してた》《好きとか愛してるとか言葉の表現なし、キスシーンなしで愛が痛いくらいに伝わってくる》など、「むしろなくて良かった」といった意外な反応が続出している。

「杉咲と若葉は、5月22日に『NEWSポストセブン』で交際中であると報じられました。もしキスシーンがあったら、多くの視聴者が2人の普段の様子を想像していまい、若干のドラマとは別の要素が加わる。物語をきれいに終わらせるためにも、キスシーンは不要だと現場が判断したのでしょう」（同）

いつか制作される続編のために、一旦おあずけを食らっているのかもしれない…？