中居正広 (C)週刊実話Web
中居正広 (C)週刊実話Web

『ATARU』がTBSスタッフのトラウマに!? 中居正広にドラマのオファーがこなくなった理由

タレントの中居正広が、6月16日放送のMCを務めるバラエティー番組『だれかtoなかい』(フジテレビ系)で、まったくドラマのオファーが来ないことを明かした。


同日のゲストは、TBS系のドラマ『不適切にもほどがある!』でブレークした女優の河合優実。河合は「中居の俳優活動のイメージはあるか」と聞かれると、2000年生まれとあって「作品は小学生の時に『ATARU』を見てました」と話した。


【関連】『だれかtoなかい』にキムタク降臨!? フジテレビが画策するウルトラC ほか

『ATARU』は、12年に放送されたTBS系ドラマ。中居は「ああっ」と笑い、劇中で演じた主人公の決めポーズであるこめかみに人さし指を当てるポーズをとり、「10年以上前ですけどね」と懐かしんだ。


そして、中居は「だから僕は、あれからドラマの話は一切来てないですね」と告白。一緒にMCを務める俳優のムロツヨシが「絶対来てる」と突っ込むも、中居は「あれが最後です。あれが最後です」とカメラに目をやりながら「あれが最後ですよ!!」と訴えて笑わせた。

そろそろ俳優業のオファーがあっても…

「かつては主演したテレビ朝日系の『味いちもんめ』が人気シリーズとなり、フジテレビの『ナニワ金融道』もシリーズ化。主演映画『私は貝になりたい』(08年)が興行収入24.3億円のヒット作となり、『ATARU』は13年に劇場版が公開された。俳優としてもしっかり実績を残していたが、たしかに『ATARU』の劇場版以降、映像作品に出ていない」(芸能記者)

オリジナル作品の『ATARU』は、中居演じるサヴァン症候群で特殊な能力を秘めた正体不明の青年・アタルが主人公。事件現場で警察が見つけられなかった証拠にアタルが気づいて解決の糸口となるキーワードを発し、彼を取り巻く刑事たちがその言葉をヒントに事件の真相を追及していく姿を描く。


ドラマ版は全11話の平均世帯視聴率が15.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、劇場版の興行収入は18.5億円だった。


「当時、中居はSMAPのメンバーで、チーフマネジャーとして全権を握っていたのは、現在は元SMAPの草なぎ剛、稲垣吾郎、香取慎吾のマネジメントを手掛けるI氏。I氏がドラマと映画の数字に不満で、TBSサイドとバチバチだったという話。映像作品で中居に関わった制作陣は、I氏の高圧的な態度がトラウマになっているスタッフも多いようで、それで、自然と中居への俳優業でのオファーがなくなったようだ」(同)


中居は2020年以降、個人事務所で活動しているだけに、俳優業のオファーがあってもおかしくないが…。