松坂大輔 (C)週刊実話Web
松坂大輔 (C)週刊実話Web

大谷翔平の決断は?侍ジャパン次期監督候補に2つの選択肢が浮上「早稲田派閥」か「松坂大輔」か

巨人、横浜で活躍した仁志敏久氏が、侍ジャパンU-12代表監督に選ばれた。右腕となる筆頭コーチは、元日本ハムの江尻慎太郎氏が務める。


「仁志、江尻両氏がU-12を指揮するのは、初めてではありません。2017年も、この2人でワールドカップに出場しています。NPBや少年野球の連盟団体は、2人の実績を評価し、再登板を依頼したんです」(スポーツ紙記者)


江尻氏もベイスターズに在籍した時期があるが、仁志氏が退団した翌年からなので、共にプレーしたことはない。だが、2人とも早稲田大学のOBである。


早大コンビの采配は11月の「BFA アジア選手権」となるが、U-12と聞いて思い出されるのが、侍ジャパンの井端弘和監督の経歴だ。


井端監督はU-12での指揮が決め手となり、2023年WBC大会で世界一となったチームを継承することになった。


「12歳以下って、小学生ですよ。子供に野球を教えるのが一番難しい。高校生、大学生が相手ならば、『ガーンと打って』と擬態語でも大丈夫ですが、小学生にはきちんとした言葉でなければ伝わりません。怒鳴るわけにもいかないし」(同)

松坂大輔氏に期待するグループも

仁志氏にも「井端ロード」を踏襲する可能性が出てきた。NPBの関係者たちのコメントを総合すると、次回2026年のWBCは井端監督で臨むようだ。


とはいえ、古巣・中日が井端監督にSOSを出す可能性も捨てきれない。先の話は分からないが、仁志・江尻コンビの動向にも注視しておかなければならないだろう。


しかし、こんな情報も聞かれた。


「侍ジャパンを運営しているスタッフたちは、元代表選手の中から指揮官を選んでいきたいとの願望も持っています。井端監督も2013年WBC東京ラウンドのMVPです。代表チームで活躍した功労者という意味で、松坂大輔氏に期待するグループもいます」(同)


ドジャースの大谷翔平は、現地時間5月27日、次回WBCについてコメント。MLB機構がその大枠を決め、米メディアに「出たいか?」と質問されたのだ。


大谷は「出られたら出たいです」と消極的な返答。「出たいと言って出られる大会ではないので」とも言い直したが、明らかに前回大会とは熱量が違う。


次期監督をめぐる日本の動向が、すでに耳に入っているのかもしれない。